10月29日(金)
数年前、近くの里山のある場所で、
けっこう珍しい花を見つけた。
〈あの花はまだあそこに咲いているのか……〉
数年前と同じ時期に、その場所へ行ってみることにした。
途中、紅葉した木を見つけた。
探すと、もう、あちこちの木々が色づいていて、
秋の深まりを感じさせた。
ツワブキの花を見ながら、
木洩れ陽の美しい林の中へ。
ヒキオコシや、
フ . . . 本文を読む
10月26日(火)
この時期、よく黒髪山に登り、
黒髪山系に咲くヤツガシラやヤマラッキョウやセンブリなどの花を楽しんでいるのだが、
今日は久しぶりに青螺山に登ってみようかと思った。
調べてみると、2015年06月13日に登って以来なので、
6年4ヶ月ぶりとなる。
乳待坊登山口へ向かう。
乳待坊登山口なら、わが家から車で30分ほどで来れるのだ。
黒髪山系の山々は、独特の山の形をしている。 . . . 本文を読む
本作『ひらいて』(2021年10月22日公開)は、
美しき芥川賞作家・綿矢りさが、高校生による禁断の三角関係を描いた同名小説を、
『ミスミソウ』(2018年)、『樹海村』(2021年)の山田杏奈主演で映画化したもので、
監督は、オムニバス映画『21世紀の女の子/I wanna be your cat』(2019年)で注目を集めた若手監督・首藤凜。
私は、綿矢りさの良い読者ではな . . . 本文を読む
10月22日(金)
今日は私の公休日。
天山の秋の花も終盤を迎えつつあり、
もうそろそろ登山者も減ってきているだろうし、
久しぶりに天山に行ってみることにした。
それでも用心深い私は、(笑)
午前中は映画を見に行き、(レビューは後日)
午後2時頃に天山へ向かったのだった。
まずは、散歩道のキッコウハグマの群生地へ。
「おっ、咲いてる~」
白い点々、全部キッコウハグマ。
ひとつひとつを見 . . . 本文を読む
10月18日(月)
天山の秋の花も終盤を迎える頃なので、
天山にも行きたいのだが、
天山は人気の山なので、
この時期、平日でもけっこうな人数の登山者がいる。
山で人を見たくない私は、
このところ作礼山や八幡岳などに行っていた。
今日も天山を避け、
裏山の鬼ノ鼻山から聖岳へ歩こうと思う。
いつものように、天ヶ瀬ダムから天山を望む。
ここから見える天山が大好きだ。
ダム湖はやや水位が下がっ . . . 本文を読む
※ネタバレしています。
本作『サマーフィルムにのって』は、
時代劇オタクの女子高生が映画制作に挑む姿を、
元「乃木坂46」の伊藤万理華を主演に据え、
SF要素を織り交ぜながら描いた青春映画とのことで、
前評判は佐賀まで届いていた。
「青春」「夏」「映画制作」と、
私が見たい要素満載なので、
〈公開されたら絶対に見たい!〉
と思っていた。
ところが、
(2021年)8月6日に公開された作品であ . . . 本文を読む
10月14日(木)
昔、
ネイチャー佐賀(自然観察指導員佐賀県連絡会)の主催する、
「八幡岳の春をたずねて」「八幡岳の秋をたずねて」という、
年に2回催される観察会に参加していた。
当時、この催しを担当されていたHさん夫妻や、
八幡岳の植物に詳しく、
『八幡岳・野の花たち =小さな生命の輝き=』(平成5年刊)
という本を自費出版されている藤井鶴久先生の説明が素晴らしく、
この観察会で、私 . . . 本文を読む
10月12日(火)
今日の天気予報は「曇り一時雨」。
この天気なら、登山者も少ないだろうと予想し、
近くの里山に登ることにした。
登山口へ向かう途中、
アケボノソウがたくさん咲いている場所があった。
大好きな花なので、嬉しい。
オタカラコウや、
チャノキの花を見ながら、
ゆっくり登って行く。
ムカゴがたくさんあった。
米と一緒に炊き込むと、これが美味しいのだ。
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最近、白石あづさ著『お天道様は見てる 尾畠春夫のことば』(文藝春秋)を読んだ。
尾畠春夫という人物を知らない人はいないであろう。
2018年、行方不明だった2歳児を発見し、一躍時の人となった。
「スーパーボランティア」はその年の流行語大賞にもなった。
本書は、
取材もしないで書かれたような本(そんな本が多い)とは異なり、
著者が尾畠春夫さんとの3年にわたる交流を重ねたことで知り得た、
超元 . . . 本文を読む
10月5日(火)
今日は私の公休日。
天山へ行こうかと思ったが、
天山の秋の花は、もうほとんど見ることができたし、
今の天山は平日も登山者が多いので、
静かな山を好む私は、
久しぶりに作礼山へ行くことにしたのだった。
まずは山頂を目指して歩き始める。
池を右に見ながら、
ゆっくり登って行く。
小さな鳥居をくぐり抜けて、最初の石段。
最後に長い石段を登り、
東峰に到着。
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