𠮷田恵輔監督作品である。
初期の作品は、
『純喫茶磯辺』(2008年)
『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(2013年)
『麦子さんと』(2013年)
『銀の匙 Silver Spoon』(2014年)
など、明るくて、クスッと笑える作風が特徴であったのだが、
『ヒメアノ〜ル』(2016年)から、ガラリと変わり、
「本当に𠮷田恵輔監督作品?」
と叫びたくなるほどの変貌ぶりに驚かされた。
無 . . . 本文を読む
9月22日(水)
昨夜、雷を伴った激しい雨が降ったが、
今日の天気予報は「晴れ」。
気になっている花もあったので、
今日も天山へ向かったのだった。
途中、
アケボノソウや、
レイジンソウの群生地に立ち寄り、
天川登山口駐車場に到着。
今日も一番乗り。
すぐに出発。
登り始めてすぐの所にツルニンジンが咲いている。
ゆっくり登って行く。
ヒメアザミ、
ア . . . 本文を読む
映画『サンザシの樹の下で』(2011年日本公開)を見たのは、
もう10年も前のことになる。
『初恋のきた道』(2000年日本公開)のチャン・イーモウ監督作品ということで見たのだが、
主演のチョウ・ドンユイの純朴な美しさが光る佳作であった。
チョウ・ドンユイは、『初恋のきた道』でのチャン・ツィイーに匹敵するヒロインであり、
私は、このブログで、
……水彩画のように淡く儚げな純愛……
とのサブ . . . 本文を読む
9月18日(土)
久しぶりに土曜日に休みが取れたが、
タンナトリカブト、マツムシソウ、ムラサキセンブリなどが咲き揃う天山は、
週末は登山者が押し寄せることが予想されるので、
今日は八幡岳に登ることにした。
まずは「蕨野の棚田」へ御挨拶。
ハートの部分にも稲が育っている。
いつもの場所でパチリ。
八幡岳の山頂は雲がかかっていて見えず。
八幡峠からの道を歩く。
7月下旬から8月 . . . 本文を読む
9月16日(木)
今日は午後から仕事であったが、
久しぶりに晴れたので、
早朝、天山に登ることにした。
もうそろそろムラサキセンブリが咲き出す頃だと思ったからだ。
7:30
天川登山口駐車場に着くと、
朝早いこともあって、さすがに一台の車もなかった。
嬉しい。
出発。
しばらく登ったところで、
ツルニンジンを見つけた。
大好きな花なので、嬉しい。
あめ山分岐を通過。
. . . 本文を読む
沖田修一監督作品である。
このブログでも、
『横道世之介』(2013年)
『滝を見にいく』(2014年)
『モリのいる場所』(2018年)
『おらおらでひとりいぐも』(2020年)
などのレビューを書いているし、
好きな監督の一人である。
どこか浮世離れしたような個性的な登場人物を、
ゆったりとした時間の中で丁寧に描いた作品が多く、
クスッと笑えるようなユーモアもあり、
どの作品も人間愛 . . . 本文を読む
9月9日(木)
今日は私の公休日で、天気予報は「晴れ」。
ならば天山へ。
今日は散歩道で花散策し、
その後に山頂を踏むつもり。
まずは、アケボノソウ。
ここはアケボノソウが数十、いや数百株はあるであろう群生地。
まだほとんどは蕾であるが、
咲いている花を捜しながら歩いて行く。
それほど期待していなかったが、けっこう咲いている。
これほど咲いているとは思わなかった。
. . . 本文を読む
濱口竜介監督作品である。
濱口竜介監督作品で真っ先に思い出すのは、
2015年に公開された映画『ハッピーアワー』。
……2015年に公開された日本映画のナンバーワン!……
とのサブタイトルを付してレビューを書いたが、(レビューはコチラから)
2015年以降に公開された日本映画の中でも、
私の中では(今でも)ナンバーワンに輝いている作品である。
上映時間が5時間17分もあるマイナーな作品だっ . . . 本文を読む
9月4日(土)
なかなかすっきりとした晴れの日がない。
今日も「曇りのち晴れ」の予報であったが、
麓から見る天山は雲にすっぽり覆われていた。
今日は、上宮登山口から歩き出す。
上宮の池の前を通過。
池に近寄ると、鯉が寄ってきた。
数日来の雨で、登山道の階段は水溜りになっていた。
振り返ってパチリ。
時折、雨もぱらつくが、陽も差すという変な天気。
キンミズヒキの花を見 . . . 本文を読む
佐藤正午の同名小説を映画化したものである。
佐藤正午は、1983年に作家デビューして以来、38年間で、
18冊の長編小説と、9冊の短編集と、10冊のエッセイ集を出しているが、
長編小説の半数は、デビュー後数年の間に書かれたもので、
2000年以降の長編小説は7作しかなく、
どちらかというと寡作な作家という印象がある。
20代で作家デビューし、
直木賞を受賞(『月の満ち欠け』)したのも60代にな . . . 本文を読む