《きっちり足に合った靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ》
須賀敦子『ユルスナールの靴』
病院から処方された薬の副作用で苦しんでいた頃、そよかぜさんから一通のメールが届いた。
お見舞いのメールと思いきや、山へのお誘いのメールであった。
それも超過酷な……
「長崎組では5月31日に多良山系のロングルート縦走をしたいと思っています。
このルート . . . 本文を読む
黒髪山系と国見山系の花巡りをするため、花好きの6名が集まった。
リーフさん、ミーちゃん、ミーpapaさん、お母ちゃん、yanさん、そして私(タク)。
リーフさんとはgooブログ仲間で、何度もコメントのやりとりをしているが、今日が初対面。
「いつか一緒に登りましょう」と約束していたが、なかなか御一緒する機会がなかった。
今日、やっと、その念願が叶った。
ミーちゃん&ミーpapaさん御夫妻は、リーフさ . . . 本文を読む
体力もかなり回復してきた。
今日は、その回復具合を自分で確かめたいと思った。
朝と夕方に用事があったので、遠くへは行けない。
天山・彦岳を縦走することにした。
この時期、天山の稜線には、数は少ないがミヤマキリシマが咲く。
それも楽しみだ。
上宮登山口~天山~七曲峠~彦岳~七曲峠~天山~上宮登山口
5時間ほど集中して歩けそうだ。
9:16
上宮登山口を出発
9:21
登山道の真ん中にバイカイカ . . . 本文を読む
5月20日、仕事を終えてからそのまま佐世保に車を走らせた。
翌日(21日)が私の公休日なので、実家に泊まる為だ。
母に認知症の兆候が出てから、休みの前日はなるべく実家に泊まるようにしている。
母が、かつての母ではなくなっていく。
足が衰え、歩くことはおろか、立ち上がることも困難になってきた。
服を着替えることも難しくなった。
食べ物をこぼす。
同じ事を何度も言う。
10秒前のことはもう忘れている… . . . 本文を読む
私の好きな作家の一人に、福永武彦がいる。
『草の花』『廃市』『海市』『忘却の河』『死の島』など、魅力的な作品が多い作家だ。
彼の作品の中に、それほど有名ではないが、『あなたの最も好きな場所』という印象深い短編小説がある。
河出文庫の『幼年』という作品集に収められていたが、この文庫は長く品切れ状態が続いているので古書店で探すしか方法はないかもしれない。
『福永武彦全集』の第7巻にも収められているので . . . 本文を読む
レポとはまったく関係ないが、
ネット仲間のハンドルネームの館があったら面白いだろうなと思った。
panda館(パンダ館)使えるね~
GEN館(玄関?)
テツ館(鉄管?)
アキ館(空き缶?)
お母ちゃん館(略してオカン)オ~
肉まん館(略して肉感)オ~
などと面白がって遊んでいた時、実在する館を思い出した。
それが、そよかぜ館。
道の駅「佐賀大和」にある。
ここでは「そよかぜ館祭り」なる催しなども行 . . . 本文を読む
皆に説明するのが面倒なので、「風邪をこじらせた」とだけ言っていたが、本当は、病院から処方された薬の副作用で、体がボロボロになっていた。
手先が震え、心臓がバクバクし、それなのに体全体を脱力感が覆う。
もう何もする気が起きない。
その薬を使った途端、そのような症状になったので、すぐにネットで調べると、「副作用が物凄く強い薬」とあった。
書かれてあった副作用の特徴が、私に現れた症状とピタリと一致した。 . . . 本文を読む
世はゴールデンウィークの真っ只中。
高速道路の「ETCで休日1000円乗り放題」の恩恵に与らないと損とばかりに、誰もが東へ西へ、北へ南へと、何かに追い立てられるごとく走り廻っている。
おかげで、山も海も街も、人気スポットは人、人、人……で、ごった返している。
どこの高速道路も渋滞が続き、普段高速道路を走り慣れていないドライバーが多いこともあって、交通事故も多発しているようだ。
TVのニュースを見て . . . 本文を読む