一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳のオオキツネノカミソリ

2007年07月29日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
7月29日(日)の午後、地元の山「八幡岳」に登ってきた。 池高原からの楽々登山。 梅雨明け後のこの時期、どの山岳会も、北アルプスや南アルプスなどの県外の山に遠征している。 気温が35度前後の猛暑の日に、県内の低山に登る人は少ない。 この日も、私の他に登山者はいなかった(車で登ってきた老夫婦に、数組会っただけ)。 おかげで、オオキツネノカミソリの群落を、一人占めすることができた。 何という贅沢! 中 . . . 本文を読む

多良岳のオオキツネノカミソリ

2007年07月26日 | 多良山系
多良岳のオオキツネノカミソリを観賞する場合、黒木から西野越コースを登るのがベストだろう。 西野越直下にオオキツネノカミソリの大群落があるからだ。 しかし、梅雨の大雨で、黒木から八丁谷に向かう林道が土砂崩れになっており、通行止めになっているとのこと。 金泉寺山小屋のHP(掲示板)でそれを知った。 HPでは、中山キャンプ場から登るコースを薦めていた。 私も中山キャンプ場から登るつもりでいたのだが、直前 . . . 本文を読む

渡神岳(大分県)

2007年07月15日 | 山岳会時代の山行
台風4号の接近で、月例山行が危ぶまれたが、台風が東側に逸れたので、出発時間を午前5時から7時に変更して出発した。 台風にもめげずに参加したのは17名。 9時50分に「椿ヶ鼻ハイランドパーク」に到着。 すぐに出発準備をする。 少し雨が降っていたので、雨具の上着と、スパッツを着用。 自己紹介、ストレッチの後、10時10分、渡神岳に向けて歩き出した。 この時期、登山道に花は少なかった。 トラノオ . . . 本文を読む

雨の嬢子山

2007年07月08日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
雨の日曜日。 雨具は着けず、傘をさして登り始めた。 嬢子山(おとめやま)の麓の田園地帯には、ヤブカンゾウの花が咲いていた。 嬢子山中腹にある湖に佇む。 ここまで、誰にも会わなかった。 これからも誰にも会わないだろう。 オカトラノオの群落に出会う。 雨は止む気配をみせない。 高度を上げるにしたがって、山並みが姿を現してきた。 水蒸気が天に吸い取られるように上がっていく。 . . . 本文を読む

チョモランマより鬼ノ鼻山

2007年07月01日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
山の雑誌『山と溪谷』(7月号)を読んでいたら、チョモランマに関するニュースが載っていた。 今年の5月初めから24日までの3週間で、なんと514人が登頂したというのだ。 2008年北京五輪聖火リレーのエベレスト越えをめざす中国隊は、約250人の試登隊を送り、17人が頂上に立ったそうだ。 チョモランマの山頂が、聖火リレーのコースになっていることにも驚かされるが、それにしてもスゴイ登頂者数である。 私の . . . 本文を読む