ゴールデンウィークが始まった。
が、私の仕事はGWなんかとは無縁。
仕事の毎日。
私の休みはというと、
本日(29日)と、
所属する山岳会のGW特別山行が予定されている5月3日、4日のみ。
(これも申請してやっと取得できた)
あとはずっと仕事をしている。
昨年の今頃は、体調を崩して、薬の副作用で苦しんでいた。
あのような体験は二度としたくないので、今年は無理をせず、躰に気を遣ってきた。
自分のこ . . . 本文を読む
船通山(せんつうざん)に行ってきた。
島根県と鳥取県の県境にある標高1142.5mの山である。
この山の名を知ったのは、『Green Walk』誌の2008年春号(26号)においてであった。
「カタクリの大群落が山頂一面を埋め尽くす山」と紹介してあった。
カタクリの他にも、ミヤマカタバミやサンインシロカネソウなどが咲く「花の山」であると……
その記事を目にして以来、一度は訪れたいと思っていた。
昨 . . . 本文を読む
雨の一日であった。
このところ、休日はずっと山に行っていたので、本日は小休止。
いつものように佐世保に行かなければならなかったし、日頃できない雑用もこなさなければならなかったので、雨の日でもけっこう忙しい。
――今日は、先日見た映画の話でもしようか。
昨年(2009年)は、太宰治(1909~1948)の生誕100年ということで、
『斜陽』(監督・秋原正俊、2009年5月9日公開)、
『パンドラの . . . 本文を読む
からつ労山の4月の月例山行は、大分県の「緩木山~越敷岳」。
祖母山系の西に位置する緩木山(1046m)と越敷岳(1061m)、
その稜線では、アケボノツツジを見ることができる。
アケボノツツジは、九州では主に祖母山系や大崩山系など標高の高い山地に自生している。
健脚でないと見ることができないようなイメージがあるが、ここ緩木山~越敷岳の稜線上では、比較的簡単にアケボノツツジに逢うことができる。
歩き . . . 本文を読む
かつて、文学の主役は「貴婦人」であった。
フランス文学を筆頭に、貴婦人を主人公にした文学は数限りなく存在した。
文学の中でも、
現実社会でも、
青年は、年上の美しい貴婦人に胸を焦がし、
跪き、
崇めた。
貴婦人から恋愛の手ほどきを受け、
青年は大人の男へと導かれた。
貴婦人は、青年の永遠の憧れであり、
夢であった。
……だが、
いつしか貴婦人は周囲から消え去り、
目にすることはできなくなった。
文 . . . 本文を読む
(写真提供そよかぜさん/撮影pandaさん)
本来なら今日は、平六さんと2人で、「ある山域」の「ある花」を見に行く筈であった。
ところが、その山域に下調べに行ったある人から「花はまだ咲いていない」との情報が……
そんな時、タイミング好くそよかぜさんから「石割岳に行きませんか?」とのお誘いがあった。
平六さんに打診すると、
「ぜひ行きたいです!」
との返事。
ということで、今日は、そよかぜさん達の . . . 本文を読む
多良山系には今年になってからすでに3度ほど足を踏み入れている。
早朝だと、我が家から車で1時間もかからずに黒木登山口に着く。
だから、自然と、多良山系に行く回数が多くなる。
からつ労山の3月の月例山行は多良山系だったが、諸事情で参加できなかった。
ちょっと残念な気分が残っていたので、近いうちにまた多良山系を訪れたいと思っていた。
今日の休みは何をしようかといろいろと考えていたのだが、あまりに天気が . . . 本文を読む
今日は、本来なら、からつ労山のいつもの仲間と、第一日曜日登山をする日である。
だが、行き先が「霧島山系」(高千穂峰)と聞いて、不参加を決めた。
高千穂峰は、ちょうど3年前に行っている。
それに、2ヶ月後の6月6日(日)には、からつ労山の月例山行で「霧島山系」(ミヤマキリシマ観賞登山)へ行くことになっている。
私にとっては、正直、花のないこの時期に高千穂峰に行っても面白味がないし、
多忙な今は、往復 . . . 本文を読む
私は藤沢周平の時代小説が好きで、これまでよく読んできた。
まだ読んでいない作品もあるが、これは、あえて読まないでいる。
老後の楽しみなのだ。
藤沢周平の小説には、書きとばしたものや手を抜いたものはひとつもない。
だから、再読、再々読にも耐える作品ばかりなので、すべての作品を読んでしまってもいいのだが、もったいなくて読めないでいる。
もし、寝たきり老人になったら、間違いなく、枕元に藤沢周平の全集、も . . . 本文を読む