2013年も残り少なくなり、
一年を振り返りたくなる時期になった。
今年もいろんな山へ登ったが、
今夏の北アルプス行は、
特に印象深いものがあった。
新穂高温泉から入り、
双六岳、鷲羽岳、雲の平、薬師岳を経て、
折立へと抜けるルートを歩いたのだが、
鏡平山荘のテラスで、
「幸運の女神」であるよう子さんと出逢ったからだ。
予定していた5日間の天気予報はすべて傘マークだったにもかかわらず、
よう . . . 本文を読む
2013年7月28日。
北アルプス5日目。
そして、北アルプス最終日。
午前4時半に起床。
出発準備をして食堂へ向かう。
そして、朝食がコレ。
魚のミリン干しを、ひとつひとつ丁寧に焼き、
焼きたてをそれぞれに届けてくれる。
薬師岳山荘のスタッフの皆さんの優しい心遣いが伝わってくる朝食であった。
記念に薬師岳バッヂを買った。
あまり蒐集の趣味はないのだが、
槍ヶ岳、劔岳、白馬岳など、
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2013年7月27日。
北アルプス4日目。
いよいよ雲ノ平ともお別れである。
そして、よう子さんともお別れなのである。
よう子さんは、新穂高温泉に車を駐めているので、
当然のことながら、ここから引き返さなければならないのだ。
今日は、ヤスさんと一緒に、
薬師沢、太郎平を経由して薬師岳(2926m)へ登り、
薬師岳山荘に宿泊の予定。
歩行時間(ガイドブックのコースタイム合計)は、9時間10分。 . . . 本文を読む
2013年7月26日。
北アルプス3日目。
今日の天気予報は、なんと「曇りのち晴れ」。
傘マークが消えた。
ビックリである。
これも、“幸運の女神”であるよう子さんのお陰であろう。
私の今日の予定は、
鷲羽岳、祖父岳を経て、雲ノ平へ入り、雲ノ平山荘に宿泊予定。
歩行時間は短いが、今日は、鷲羽岳山頂でのんびりするつもり。
ある山岳写真家が、某雑誌で、鷲羽岳山頂からの展望を絶賛していた。
その記 . . . 本文を読む
2013年7月25日。
昨夜から降り続いていた雨が、
朝になってもまだ降っていた。
今日の天気予報は「雨」だから、
これからも降り続ける可能性が高い。
午前4時半に朝食を摂った。
朝食を弁当にしてもらって早立ちする人もいるが、
私はなるべく山小屋で朝食を摂るようにしている。
その方がゆっくり食べることができるし、
躰にも良い気がするからだ。
午前5時過ぎに、わさび平小屋の玄関に出た。
雨 . . . 本文を読む
〈北アルプスに行くなら(天候も安定し高山植物がまだ見られる)8月初旬がベスト〉
と思っていた。
ところが今年の夏は仕事が忙しく、
特に8月初旬は公休さえ取れないほどの過密スケジュール。
今年、北アルプス・デビューをするヤスさんの体力強化のお手伝いをしつつも、
私自身の夏山遠征は、
〈今年は無理かな?〉
と、半分諦めモードであった。
7月中旬になって、少し光明が見えてきた。
仕事が順調に捗って . . . 本文を読む