一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……ご近所の山は、過剰なほどの「春」真っ盛りの中にあった……

2013年03月31日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
今日(3月31日)の天気予報は、 1週間前から傘マークであった。 それが前日になって、 晴れマークに変わった。 当初は山に行く予定はなかったのだけれど、 急遽、山へ行く時間を予定に組み込むことにした。 多くの時間は作り出せないが、 近くの山だったら大丈夫。 私は常々、 「私には、天山と、鬼ノ鼻山と、八幡岳と、作礼山があればイイ」 と謳っているが、 今回は、八幡岳を選択。 八幡岳の春を楽しんでこよう . . . 本文を読む

……桜、さくら、サクラ…… 円応寺、馬場の一本桜、西溪公園、鬼ノ鼻山

2013年03月28日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
今年(2013年)の佐賀県の桜開花宣言は、3月18日であった。 桜の見頃と思われた24日(日)は、母の四十九日法要であった。 佐世保に行く途中に車窓から見た桜が美しかった。 これが私の今年の桜の見納めだろうと思った。 次の私の公休日である28日(木)にはもう見頃を過ぎている筈だし、 天気予報通りなら、27日(水)の雨でかなり散ってしまうことだろう。 3月28日(木)の公休日は、 午前中は用事があ . . . 本文を読む

映画『横道世之介』 ……可笑しく、切なく、懐かしく、そして愛おしい作品……

2013年03月24日 | 映画
今年(2013年)1月~3月期のTVドラマで、 最も面白かったのは、『最高の離婚』であった。 とにかく 坂元裕二の脚本が秀逸。 次々に発せられる言葉に哄笑、そして驚嘆した。 瑛太、尾野真千子、真木よう子、綾野剛の4人の演技も素晴らしかったし、 エンディングのダンスも文句なし。 大いに楽しませてもらった。 映画『横道世之介』を語るのに、 なぜ『最高の離婚』を持ち出しているかと言えば…… あれっ . . . 本文を読む

由布岳 …登山を楽しんだ後に、東勝吉さんの描いた由布岳の絵を鑑賞する…

2013年03月17日 | その他・佐賀県外の山
30年来の友人、ヤスさんが山登りを始めたと聞いて、 一緒に山歩きをしたのは、2月24日のことであった。 岩国市へ遠征し、錦帯橋からの城山へ登り、 その後、錦町へ移動し、本州西南限のセツブンソウを観賞した。 ヤスさんにとってとても感動的な山行であったらしく、 「またぜひ行きましょう!」 ということになった。 スケジュール調整をして、 3月17日(日)に登山することに決定。 目指す山は、ヤスさんの希望 . . . 本文を読む

鬼ノ鼻山 ……昼下がりに裏山へ登り、シュンランの蕾を見つける……

2013年03月14日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
今日は午前中に用事があり、帰宅したのは午後2時頃。 山へ行かずに一日を終えるのは、何だかモッタイナイ。 で、裏山に登った。 今日は登山道ではなく、 気になっているところから登ってみた。 鬼ノ鼻山にも、こんな岩場があるんだよね。 多良山系のような雰囲気。 これはヒサカキかな? 私の知らない鬼ノ鼻山がここにあった。 途中からいつものルートに入る。 アセビが咲いていた。 まだ蕾も多い . . . 本文を読む

映画『草原の椅子』 ……辛い過去を持った他人同士が繋がっていく物語……

2013年03月12日 | 映画
主に文芸誌に作品を書いていた頃の宮本輝が好きで、 「泥の河」「蛍川」「幻の光」「錦繍」などの初期作品を好んで読んでいた時期があった。 新聞連載などが増えたその後の作品は、 初期作品に比べ、やや大味な感じがして、 最近ではあまり良い読者ではなくなっていた。 映画化された宮本輝作品も、 『泥の河』(1981年・小栗康平監督) 『螢川』(1987年・須川栄三監督) 『幻の光』(1995年・是枝裕和監督) . . . 本文を読む

鷹取山・登吾留山 ……バイカイカリソウが咲き始めました……

2013年03月10日 | その他・佐賀県の山
バイカイカリソウの花期はいつかと思い、 ネット検索してみた。 4月~5月としたものが多く、 5月中旬~6月上旬としたものもあった。 佐賀県内の自生地も、 早くて3月下旬、 4月にならないと咲き出さない山も少なくない。 しかし、登吾留山では、3月上旬には咲き始める。 昨年(2012年)は、3月4日にバイカイカリソウの開花を確認した。 さて、今年は…… このところ20℃前後の気温が続いていたし、 . . . 本文を読む

御船山 ……満開の「御船が丘梅林」を抜けて、好展望の岩峰へ……

2013年03月07日 | その他・佐賀県の山
先日、長女が子供を連れて遊びに来たとき、 みんなでTVを観ていたら、 いま話題のCMが始まった。 「いつ買うか? 今でしょ!」 という、あれ。 私がそのモノマネをすると、(オイオイ) もうすぐ5歳になる孫(長女の長男)にバカウケ。 それ以来、 「あれやって、あれやって」 と、うるさい。 「いつご飯を食べるか? 今でしょ!」 「いつトイレに行くか? 今でしょ!」 「いつ服を着替えるか? 今でしょ . . . 本文を読む

井原山 ……近くの山にも春の妖精(ホソバノコバイモ)が舞い降りてきた……

2013年03月03日 | 背振山系
フクジュソウやセツブンソウは佐賀県に自生しない花なので、 それらspring ephemeral(春の妖精)を見たければ、 遠くの山まで行かなければならない。 だが、同じスプリング・エフェメラルでも、 ホソバナコバイモだったら、近くの山でも見ることができる。 なかでも井原山は、ホソバナコバイモが早く咲く山として有名で、 年によっては、2月下旬でも咲いていることがある。 〈もしかしたら……〉と思い . . . 本文を読む

映画『脳男』 ……若き俳優陣の健闘が光るアクション・ミステリー……

2013年03月01日 | 映画
昨年(2012年)見た邦画のなかで、 園子温監督作品『ヒミズ』は、三本の指に入る傑作であった。 この『ヒミズ』で、 ヴェネチア国際映画賞のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)をW受賞したのが、 染谷将太と二階堂ふみのコンビ。 この染谷将太と二階堂ふみのふたりが、 『悪の教典』に続いて、 三度、同じ映画に出ているのが、 生田斗真主演の映画『脳男』(2013年2月9日公開)だ。 このふ . . . 本文を読む