旅と同時並行で地元紙(佐賀新聞)に連載していた紀行文、
「ふらふらぶらぶら 日本縦断の旅」を元にして、
カテゴリー「徒歩日本縦断(1995年)の思い出」を再開させた。
今回は、その第3回目。
「ふらふらぶらぶら 日本縦断の旅」③長万部から函館、青森へ
(※新聞掲載時よりも、漢数字を算用数字にしたり、改行を多くして読みやすくしています)
8月23日の早朝に長万部を出たぼくは、
25日の午 . . . 本文を読む
旅と同時並行で地元紙(佐賀新聞)に連載していた紀行文、
「ふらふらぶらぶら 日本縦断の旅」を元にして、
カテゴリー「徒歩日本縦断(1995年)の思い出」を再開させた。
今回は、その第2回目。
「ふらふらぶらぶら 日本縦断の旅」➁留萌から長万部へ
(※新聞掲載時よりも、漢数字を算用数字にしたり、改行を多くして読みやすくしています)
8月16日に留萌市を出たのち、
増毛町、雄冬、浜益町 . . . 本文を読む
このブログ「一日の王」に、
カテゴリー「徒歩日本縦断(1995年)の思い出」を設けて、
2012年から2013年にかけて、(北海道区間のことを)16回連載したが、
以降は面倒になって、中断したままの状態になっていた。
〈このままではいかん!〉
と思ってはいたが、ズルズルと年月ばかりが経ってしまった。
徒歩日本縦断(1995年)から30年、
節目となる今年(2025年)は、なんとか続きを書きたい . . . 本文を読む
古典と呼ばれる「山の名著」ではなく、
一般的な登山愛好家にとっての「山の名著」を紹介するブックレビューの6回目は、
『スタインベック短編集』(新潮文庫)より「朝めし」。
『スタインベック短編集』は13編の作品が収められた短編集で、
本来なら“一人読書会”で紹介しなければならないほどの名短編揃いの古典なのだが、
今回は、その13編の中から、「朝めし」という1編だけを採り上げ、
一般的な登 . . . 本文を読む
私は、これまで、
標高が日本で一番高い「富士山」、
標高が西日本で一番高い「石鎚山」、
標高が中国地方で一番高い「伯耆大山」、
標高が九州で一番高い「宮之浦岳」、
標高が佐賀県で一番高い「経ヶ岳」、
標高が長崎県で(登ることが可能な山で)一番高い「雲仙普賢岳」、
その他、
北アルプスの「剱岳」、
北アルプスの「白馬岳」などでも、
海抜0メートルから登ってきた。
標高が東北で一番高い「鳥海山」 . . . 本文を読む
アメリカ・ダートマス大学のデービッド・ブランチフラワー教授が、
人生の幸福度と年齢の関係について調査したところ、
世界132カ国で、年齢とともにU字型カーブを描き、
中年で最も幸福度が下がる傾向があることが判った。
人生における幸福度が最も低い年齢は、先進国で47.2歳。発展途上国で48.2歳。
日本は幸福度が最も下がるのは49歳で、
そこから徐々に回復し、82歳以上で最高値になるとのこと。
. . . 本文を読む
古典と呼ばれる「山の名著」ではなく、
一般的な登山愛好家にとっての「山の名著」を紹介するブックレビューの5回目は、
畠掘操八著『富士山・村山古道を歩く』(2006年、風濤社刊)。
私が、かつて、「麓から登ろう!」シリーズの延長として、
「海抜0メートルから登る」シリーズをやっていたとき、
「海抜0メートルから登ったのは私が先だ」
と言ってくる人がいて、ほとほと困った。(笑)
自分がやったの . . . 本文を読む
古典と呼ばれる「山の名著」ではなく、
一般的な登山愛好家にとっての「山の名著」を紹介するブックレビューの4回目は、
南木佳士の『草すべり その他の短篇』(2008年7月、文藝春秋刊)。
山歩きの短篇集だ。
【南木佳士】(なぎ けいし)
1951年、群馬県に生まれる。
東京都立国立高等学校、秋田大学医学部卒業。
佐久総合病院に勤務し、現在、長野県佐久市に住む。
1981年、内科医として難 . . . 本文を読む
古典と呼ばれる「山の名著」ではなく、
一般的な登山愛好家にとっての「山の名著」を紹介するブックレビューの3回目は、
萩生田浩著『山のかたみ』『山と過ごした一日』。
『山のかたみ』という本のことも、
『山と過ごした一日』という本のことも、
著者(萩生田浩)のことも、
ほとんどの人はご存じないのではないだろうか?
『山のかたみ』(2005年11月、西田書店刊)が刊行されてすぐの頃、
私 . . . 本文を読む
一昨日、『山なんて嫌いだった』(市毛良枝)のブックレビューを書いたとき、
次のような文章で始めた。
世には「山の名著」と呼ばれているものがあって、
山ヤさんの間ではけっこう読まれていたりもするのだが、
一般的な登山愛好家で、読む人は案外少ないのではないかと考える。
例えば、
『山岳名著読書ノート 山の世界を広げる名著60冊』 (ヤマケイ新書)という本があるが、
この中に挙げられている60 . . . 本文を読む