一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

『長い読書』(島田潤一郎) ……本を読み続けることでなにを得られるのか……

2024年07月16日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 図書館の新着コーナーで見かけ、 タイトルに魅かれて手に取った、 島田潤一郎著『長い読書』(みすず書房/2024年4月16日刊)。 裏表紙にはこう記してあった。 「本を読みなさい。 ぼくのまわりに、そんなことをいう人はいなかった。」 小説を読みはじめた子ども時代、音楽 . . . 本文を読む