一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

聖岳~鬼ノ鼻山 ……御来光を拝んだ後に、サザンカの咲く縦走路を歩く……

2023年12月14日 | 鬼ノ鼻山・聖岳


12月13日(水)

天気予報を見ると、今日の「晴れ」を最後に、
ずっと「雨」か「曇り」の日が続くとのこと。
ならば山へ……ということで、聖岳から鬼ノ鼻山へ往復縦走することにした。

久しぶりに聖岳からの御来光を拝もうと、朝駆けすることにした。
縦走路の鞍部を林道が横切っており、その林道脇に車を駐め、
ヘッドランプを装着し、まずは聖岳へ駆けあがる。


聖岳山頂(標高416m)直下にある展望所に到着。


今日は、あの明るくなっている辺りから太陽が出るようだ。


右に目を転ずると、雲仙が見えた。




山頂部にある弁財天を祀った拝殿をパチリ。


拝殿から展望所をパチリ。


日の出前だが、


車は走り始めており、今日という一日が動き出したようだ。


雲仙がすごく近くに見える。


雲仙普賢岳にも御来光を待つ人がいるだろうか?


日の出時刻が近づいてきた。


もうすぐ。


キタ~~~




ズーム。


素晴らしい御来光だ。




眩しいほどの太陽の光。


地球という星に生きていることを実感する。


御来光と雲仙のコラボ。


拝殿も朝陽を浴びて輝く。


御来光に別れを告げ、


鬼ノ鼻山へ向かって縦走を開始する。


一旦下って、


鞍部から登り返す。


左側にはクスノキの群生林が広がる。


まだ残っていた紅葉を見ながら、
急坂を登って行く。




稜線に到着し、


ここからはなだらかな道となる。


木漏れ日の美しい道。


二等三角点のあるピークを通過。


快適な縦走路。


気持ちよく歩いて行く。


縦走路の最高地点である福寿山山頂が見えてきた。


福寿山山頂(標高480m)を通過。


この辺りからがサザンカ・ロード。




だが、例年よりも花が少ない感じ。


ハズレの年なのか?
単にこれから増えてくるのか?


でも、昨年(2022年)は12月6日に歩いているが、満開であった。
(以下3枚は2022年12月6日に撮影)






まあ、これでよしとするか。


“みはらしの丘”に到着。


しばし眺めを楽しむ。


“みはらしの丘”から、ひと登りで“鬼のテラス”に到着。




ここからの眺めも素晴らしい。






鬼ノ鼻山山頂へ向かって歩き出す。
(お約束の「足長おじさん」)


もうすぐ山頂。


鬼ノ鼻山山頂(標高435m)に到着。
今日も、誰にも会わず、静かな山歩きが楽しめたし、
美しい御来光や、サザンカの花も愛でることができた。


まだ咲いていたアキノキリンソウの花などを楽しみながら、
私は、来た道をゆっくりと戻って行ったのだった。
今日も「一日の王」になれました~


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