7月2日(火)
今日は、私の公休日。
「雨のち曇り」の天気予報だったので、
午後から天山へ行ってみることにした。
天川登山口駐車場には一台の車もなかった。
嬉しい。
出発。
夏草が生い茂り、登山道が狭くなっているように感じる。
なんと、アキノタムラソウがもう咲いていた。
いいね~
あめ山分岐を過ぎた辺りから、
登山道は沢と化していた。
……ということもあろうかと、今日は長靴を履いてきた。(笑)
下界では陽も差し始めていたので、
〈もしかしたら晴れるかも……〉
と思っていたが、甘かった。
天山はガスっており、山頂が近づくにつれガスは深くなっていった。
コバギボウシはあちこちに咲いており、
楽しい。
オトギリソウを発見。
嬉しい。
天山山頂に到着。
稜線散歩へ。
ホソバシュロソウがもう咲いていた。
ビックリ。
テリハアカショウマや、
サイヨウシャジンも咲いている。
オカトラノオは、今が盛りと咲いている。
雨の日が続いていることもあって、モウセンゴケも元気一杯。
あちこちで見掛けた。
私の好きなノイバラの花も、水滴を纏って美しかった。
北アルプスなどで見るサンカヨウのように、花びらが少し透けているのが好い。
これまで天山の主役であったヤマトキソウは姿を消しつつあるが、
キュウシュウコゴメグサは数を増してきた。
マイサギソウも開花しており、
あちこちで見ることができた。
まだ咲き始めではあるが、
舞い始めている株もあった。
いいね~
稜線の水溜りに、
なんとアメンボがいた。
〈山の上の水溜りになぜアメンボがいるのだろう……〉
と思って調べてみると、
アメンボは、あまり飛べるように見えないが、
500mぐらいはなれたところ所から、飛んできている例があるとか。
梅雨が終わり、水たまりが乾いて小さくなったら、またどこかへ飛んで行くのでしょうね。
いつもの場所でパチリ。
ガスっていて何も見えず。
本日の「天山南壁」。
最後に、本日の目的の花、カキラン。
まだ蕾が多かったが、
咲き始めていた。
こちらはもう開花していた。
だけど、長雨に打たれ、なんだか萎れている。
風も強く、揺れるので、うまく撮れない。
こちらも開花しているが、
唇弁が開いていない。
でも花の形は美しい。
こちらも開花しているようだ。
覗き込んでみると、唇弁も見えている。
美しい。
梅雨入りして、しばらく天山に来なかった間に、
いろんな花が咲き出して稜線は変貌を遂げていた。
マツムシソウや、
タンナトリカブトの葉も姿を現していた。
これからの天山が楽しみでならない。
今日も「一日の王」になれました~