一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……オオバノトンボソウ、カキラン、タマゴタケ、ミソハギ等々……

2024年07月12日 | 近くの里山


梅雨のこの時期は読書をして過ごすことが多いのだが、
雨が止んでいると、やはり山歩きをしたくなる。
今日も“近くの里山”へ出かけた。


タマゴタケがたくさん顔を出していた。


鮮美な色調を有することから、日本では有毒キノコのように誤解されがちだが、
実は無毒であり優秀な食用キノコとして人気がある。
(毒キノコのベニテングタケやタマゴタケモドキと間違えないように……)




タマゴタケはキノコ自体壊れやすく、傷みやすいため、一般にはほとんど流通していない。






食用にするのは傘が完全に開いたものより幼菌のほうが適しているらしい。


でも、絵本に出てくるメルヘンチックなキノコなので、
食べるのをためらってしまうよね。


ノギランもたくさん咲いていた。


ノギランは、下から順に花が咲いていく。


美しい株を発見。


いいね~


ボタンクサギも咲いていた。
中国南部原産なので、観賞用に栽培されたものだろうが、
この里山では野生化している。


蕾は色鮮やか。


開花すると可愛い。


花期は7~8月。


ネジバナもあちこちで見かかた。




ねじれています。(笑)


“里山のチングルマ”とも言うべきノイバラも咲いている。


嬉しい。


オトギリソウも見ることができた。


湿地では、ミソハギにも出逢えた。


色鮮やかで美しい花だ。


カキランにも出逢うことができた。


可愛くて、


美しい。


こちらの株は、たくさん開花している。


楽しい。


縦でもパチリ。


この花に出逢えると、なんだか得した気分になる。


この日は、オオバノトンボソウに逢うことができた。


嬉しくてたまらない。


今日も「一日の王」になれました~


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