一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

「丘みどりコンサート2023〜演魅vol.4〜」(佐賀市文化会館)

2023年12月12日 | 特別企画「逢いたい人に逢いに行く」


「逢いたい人に逢いに行く」という特別企画の第34回目は、
演歌歌手の丘みどり。


このブログで丘みどりを論じたのは、3年前の10月。
私の好きなYouTuber② ……最近、驚いたこと……
と題して「私の好きなYouTuber」を数人採り上げたのだが、
その中の一人として丘みどりを以下のように紹介した。

私は、女性演歌歌手では、丘みどりが好きなのだが、(コラコラ)
彼女の丘みどり公式チャンネルを観ていたら、
なんと白山登山をしているではないか……



新曲キャンペーンの一環であろうが、
丘みどりが登山していること自体が嬉しい。



全力!白山登山編・その②
全力!白山登山編・その③
全力!白山登山編・その④
全力!白山登山編・完結編

あのお淑やかな感じの彼女が、
こんなにも明るくて行動的でチャキチャキした方とは思わなかった。
今後も趣味として山登りを続けてくれたら嬉しい。



その後も、富士山に登ったりして、登山を継続しているようだ。


全力!登山 -富士山編- Part2
全力!登山 -富士山編- Part3
全力!登山 -富士山編- Part4






「私は、女性演歌歌手では、丘みどりが好きなのだが……」
と、さりげなく書いているが、
彼女の歌も好きなのだが、
もっと好きなのは顔で、(コラコラ)
機会があれば一度でいいから実物の(あの美しい)顔を見てみたいと思っていた。
……と、そこへ「佐賀市文化会館で丘みどりのコンサートがある」との知らせが入った。


私は佐賀市文化会館の会員なので、その会報で知ったのだが、
すぐに会員先行予約でチケット(かなり前の方の席)をゲットし、
コンサートの開催日の(2023年)12月11日を待っていた。
で、ようやく昨日、丘みどりに逢えたのだった。



開場14:00、開演14:30
となっていたので、13:00頃に佐賀市文化会館に到着したのだが、


もう多くの人々が集っていて、ちょっとビックリ。


行列は、当日券の販売や、優待券との引き換えのものであったようだ。


開演時間がきて、コンサートが始まった。
会場はほぼ満席(約1800席)。(写真は丘みどりのブログより)


まずは着物姿で登場。
生の「丘みどり」は、やはり美しかった。


最初は、オリジナル曲の、
「霧の川」「鳰の湖」を歌唱し、
NHK紅白歌合戦で歌った「紙の鶴」や「佐渡の夕笛」なども披露した。


顔が美しいだけではなく、歌も上手いのは知ってはいたが、
生で聴く歌声が、TVで聴くものとは迫力が違い、
素晴らしい声量で歌い上げる声に、すっかり魅了されてしまった。


次に、美空ひばりの、
「剣ひとすじ」「一匹道中」「人生一路」などの知られざる名曲を、
殺陣や踊りを交えながら歌唱。


途中から司会の宮本隆治(元NHKアナウンサー)が登場し、(知らなかったのでビックリ)
場を繋ぎ、場を盛り上げる。


中盤は、
日吉ミミ、ちあきなおみ、松田聖子、中山美穂、工藤静香、中森明菜などの曲を、
衣装を早着替えしながら次々に披露し、楽しませてくれる。
「素晴らしい」の一言。








そして、終盤は、「幽玄組曲 椿姫」。


「花と蝶」~「さだめ燃ゆ」~「火の蛍~山場」~「椿姫咲いた」へと、
悲恋をテーマにした歌の世界を、
花魁(おいらん)に扮した迫真の演技で熱演歌唱。




10数回の衣装チェンジもさることながら、
観客を楽しませようという気迫、
一切手抜きのない、全身全霊を込めての熱唱、熱演、
そのド迫力に、圧倒されまくりの2時間であった。
これほど力を込めたコンサートを毎回やっているのかと思うと、
丘みどりという演歌歌手の凄さが判ったし、
彼女のイメージも(良い意味で)覆された。
昨今、1万円近いコンサートチケットが多い中、
これで6600円(S席)のチケット代は安いと思った。
それほど内容のある見どころ満載の「丘みどりコンサート2023〜演魅vol.4〜」であった。


帰宅してから、丘みどりのブログを見ると、
「演魅4コンサートin佐賀県」と題して、

今日のステージもめっちゃ楽しかった
この時間があるから頑張れるんだと
ステージから見る景色を
深く心に焼き付けました。
お越しくださいました皆さま
ありがとうございました!


と記してあった。
私自身も、丘みどりから、大きな力を戴いた。
また近くで丘みどりのコンサートがあったら、必ず行こうと思った。
今日も「一日の王」になれました~

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