このブログ「一日の王」の2月20日の記事で、
私は次のように記している。
今日は、朝から晴れている。
午前中は、ある映画を見に行った。
普段は、仕事の帰りにレイトショーで見ることが多いのだが、
今日見た作品は(ワケあって)レイトショー上映が最初から無い映画で、
(その理由も含めて、後日レビュー掲載予定)
モーニングショーで見るしかなかったのだ。
この日、見た映画が、
実は、『ハロー!純一』であったのだ。
小学生の子どもたちを主人公に描いたラブコメディで、
小学生以下は劇場料金が0円なので、
(成人以上の保護者同伴が必要だが、同行する子どもの人数は不問)
最初からレイトショーは予定されていなかったのだ。
「なぜ、小学生を対象にしたような映画を見に行ったか?」
と問われれば、
「監督が石井克人で、教育実習生のアンナ先生役が満島ひかりだったから」
と答えよう。
正確には、監督は、
石井克人、吉岡篤史、川口花乃子の3人なのだが、
吉岡篤史、川口花乃子の両名は、石井克人監督のワークショップの卒業生で、
2人のワークショップ後の自主映画を見た石井克人監督が、
「普通(商業映画)のもできるんじゃないの?」
と声をかけ、共同制作を呼びかけたとのこと。
石井克人監督といえば、
傑作『スマグラー おまえの未来を運べ』(←クリック)を作った人。
あのブッ飛んだ映画を作った監督が、
真逆と言ってもいい小学生を主人公にした映画をどんな風に作ったのか……
興味津々であった。
そして、満島ひかり。
小学生が主人公の映画なのに、
なんと、ピンヒールにミニスカートで登場するというのだ。
教育実習生の先生役ということだが、
「見ないわけにはいかないじゃないか」(笑)
純一(加部亜門)は、
密かに大好きな前田さん(芽奈)に借りた消しゴムを返せずにモジモジする内気な小学生。
まわりには、個性バラバラの仲良し6人組がいつも一緒だ。
ある日、純一のクラスに教育実習生のアンナ先生(満島ひかり)がやってくる。
ピンヒールにミニスカート、デートの話ばかりでまともに授業も進まない。
そんな型破りなアンナ先生に大切な消しゴムを取られる純一。
そして仲良し6人組のうちの一人、倉本(堀田燿平)の悩みをアンナ先生が知ったことから、
純一たちは“あるイベント”を決行するために走り出す……!
映画の冒頭、池のほとりで延々と子どもたちがしゃべるシーンがあるのだが、
子どもたちの話している声がよく聞き取れない。
早口だし、滑舌が悪いので、何を言っているのかよく分からない。
なんだか自主制作映画を見ているような感じで始まったので、
<大丈夫かな?>
と心配しつつ見ていたが、
満島ひかり扮するアンナ先生が登場するシーンあたりから俄然面白くなり、
最後まで楽しく見ることができた。
その、満島ひかり演じるアンナ先生なのだが、
ミニスカート&ピンヒールで巻き髪という強烈なキャラクターは、
実は、共同監督の一人・吉岡篤史氏の実体験で、
小学生の時に実習にきた先生が、
そのまんまモデルとなっているそうだ。(笑)
好きな子に借りた消しゴムが返せないエピソードなども、
3人の監督が、
「小学校時代の思い出」みたいな話を持ち寄って、
実際にあった出来事をベースに脚本にしたそうだ。
だからリアルで、とても面白い作品になっているのだ。
子どもたちの熱演はもちろん評価に値するが、
大人の私としては、やはり、
満島ひかりの美貌と存在感がピカイチであった。
最近は、映画でもTVドラマでも、ちょっと暗めの女性役が多かったので、
本作のアンナ先生のようにハジけている役は新鮮であった。
おまけに、満島ひかりは、この作品で主題歌も歌っている。
予告編の中に、
満島ひかりの歌う「愛なしでは息もできない」が流れているので、ぜひ聴いてほしい。
満島ひかりの他、
池脇千鶴、津田寛治、我修院達也、森下能幸、森岡龍なども出演していて、
味のある演技をしている。
エンドロールも遊び心いっぱいなので、
最後まで席を立たないようにね。
最近、映画の上映前に、鑑賞マナーを呼びかける番宣風映像が流れるが、
『ハロー!純一』のマナー広告も面白いので、こちらも、ぜひぜひ。
石井克人監督が、
世界中の子供たちに映画や映画館を好きになってもらいたい。
だから子供たちにプレゼントを贈る気持ちで……
という想いで制作し、
(成人以上の保護者同伴で)小学生以下は劇場料金が0円の本作。
みなさんも、お子さんや、お孫さんを連れて、ぜひ映画館へ。
私は次のように記している。
今日は、朝から晴れている。
午前中は、ある映画を見に行った。
普段は、仕事の帰りにレイトショーで見ることが多いのだが、
今日見た作品は(ワケあって)レイトショー上映が最初から無い映画で、
(その理由も含めて、後日レビュー掲載予定)
モーニングショーで見るしかなかったのだ。
この日、見た映画が、
実は、『ハロー!純一』であったのだ。
小学生の子どもたちを主人公に描いたラブコメディで、
小学生以下は劇場料金が0円なので、
(成人以上の保護者同伴が必要だが、同行する子どもの人数は不問)
最初からレイトショーは予定されていなかったのだ。
「なぜ、小学生を対象にしたような映画を見に行ったか?」
と問われれば、
「監督が石井克人で、教育実習生のアンナ先生役が満島ひかりだったから」
と答えよう。
正確には、監督は、
石井克人、吉岡篤史、川口花乃子の3人なのだが、
吉岡篤史、川口花乃子の両名は、石井克人監督のワークショップの卒業生で、
2人のワークショップ後の自主映画を見た石井克人監督が、
「普通(商業映画)のもできるんじゃないの?」
と声をかけ、共同制作を呼びかけたとのこと。
石井克人監督といえば、
傑作『スマグラー おまえの未来を運べ』(←クリック)を作った人。
あのブッ飛んだ映画を作った監督が、
真逆と言ってもいい小学生を主人公にした映画をどんな風に作ったのか……
興味津々であった。
そして、満島ひかり。
小学生が主人公の映画なのに、
なんと、ピンヒールにミニスカートで登場するというのだ。
教育実習生の先生役ということだが、
「見ないわけにはいかないじゃないか」(笑)
純一(加部亜門)は、
密かに大好きな前田さん(芽奈)に借りた消しゴムを返せずにモジモジする内気な小学生。
まわりには、個性バラバラの仲良し6人組がいつも一緒だ。
ある日、純一のクラスに教育実習生のアンナ先生(満島ひかり)がやってくる。
ピンヒールにミニスカート、デートの話ばかりでまともに授業も進まない。
そんな型破りなアンナ先生に大切な消しゴムを取られる純一。
そして仲良し6人組のうちの一人、倉本(堀田燿平)の悩みをアンナ先生が知ったことから、
純一たちは“あるイベント”を決行するために走り出す……!
映画の冒頭、池のほとりで延々と子どもたちがしゃべるシーンがあるのだが、
子どもたちの話している声がよく聞き取れない。
早口だし、滑舌が悪いので、何を言っているのかよく分からない。
なんだか自主制作映画を見ているような感じで始まったので、
<大丈夫かな?>
と心配しつつ見ていたが、
満島ひかり扮するアンナ先生が登場するシーンあたりから俄然面白くなり、
最後まで楽しく見ることができた。
その、満島ひかり演じるアンナ先生なのだが、
ミニスカート&ピンヒールで巻き髪という強烈なキャラクターは、
実は、共同監督の一人・吉岡篤史氏の実体験で、
小学生の時に実習にきた先生が、
そのまんまモデルとなっているそうだ。(笑)
好きな子に借りた消しゴムが返せないエピソードなども、
3人の監督が、
「小学校時代の思い出」みたいな話を持ち寄って、
実際にあった出来事をベースに脚本にしたそうだ。
だからリアルで、とても面白い作品になっているのだ。
子どもたちの熱演はもちろん評価に値するが、
大人の私としては、やはり、
満島ひかりの美貌と存在感がピカイチであった。
最近は、映画でもTVドラマでも、ちょっと暗めの女性役が多かったので、
本作のアンナ先生のようにハジけている役は新鮮であった。
おまけに、満島ひかりは、この作品で主題歌も歌っている。
予告編の中に、
満島ひかりの歌う「愛なしでは息もできない」が流れているので、ぜひ聴いてほしい。
満島ひかりの他、
池脇千鶴、津田寛治、我修院達也、森下能幸、森岡龍なども出演していて、
味のある演技をしている。
エンドロールも遊び心いっぱいなので、
最後まで席を立たないようにね。
最近、映画の上映前に、鑑賞マナーを呼びかける番宣風映像が流れるが、
『ハロー!純一』のマナー広告も面白いので、こちらも、ぜひぜひ。
石井克人監督が、
世界中の子供たちに映画や映画館を好きになってもらいたい。
だから子供たちにプレゼントを贈る気持ちで……
という想いで制作し、
(成人以上の保護者同伴で)小学生以下は劇場料金が0円の本作。
みなさんも、お子さんや、お孫さんを連れて、ぜひ映画館へ。