一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

最近、驚いたこと(26) ……さだまさしの「精霊流し」が庄司紗矢香を生んだ……

2024年11月15日 | 最近、驚いたこと


「最近、驚いたこと」の第26回は、庄司紗矢香とさだまさし。



サブタイトルは、スペースの関係で、
……さだまさしの「精霊流し」が庄司紗矢香を生んだ……
としたが、(これでは意味がよく分からない)
本当は、
……さだまさしの「精霊流し」が、世界的ヴァイオリニスト・庄司紗矢香を生んだ……
としたかった。

庄司紗矢香は私の大好きなヴァイオリニストで、


私が家にいて何か作業をしているときには、
いつも彼女の演奏曲を流すようにしている。


1999年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで、
史上最年少の16歳で優勝したときからのファンで、

※凱旋記念公演↓(大友直人指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 1999年12月28日)


ファン歴は25年。(四半世紀!)


コンサートにも何度か行ったことがあり、
サイン入りCDも(複数枚)所持している。





そんな私が、先日、
彼女が演奏しているYouTube(海外のものも含め)を検索し、楽しんでいたとき、
偶然、さだまさしと共演している映像を見つけた。
それは、「題名のない音楽会」50th anniversary(2014年7月20日)の映像で、
「50歳バースデーコンサート前編 日本を代表する演奏家大集合!」
と題したものであった。


指揮:佐渡裕
演奏:東京交響楽団
ゲスト:庄司紗矢香、さだまさし、平原綾香、森麻季、天童よしみ、林英哲と英哲風雲の会、
エリック・ミヤシロ、藤原道山、他



クラシック界の歌姫・森麻季、
ポップス界の歌姫・平原綾香、
歌謡界の歌姫・天童よしみ、
異なるジャンルの3人の歌姫たちによる珍しいコラボもさることながら、




世界的ヴァイオリニスト・庄司紗矢香と、
「関白宣言」「北の国から」など数々のヒット曲を生み、半世紀以上活躍するシンガーソングライター・さだまさしとの共演に驚かされた。




そして、もっと驚かされたのは、その共演理由であった。
佐渡裕によると、
庄司紗矢香の両親がさだまさしの大ファンで、
さだまさしの「精霊流し」をヴァイオリンで弾かせたいがために、
娘にヴァイオリンを習わせたとのこと。


もし、さだまさしと、名曲「精霊流し」がこの世に存在しなければ、


世界的なヴァイオリニスト・庄司紗矢香は誕生(存在)しなかったかもしれないのだ。
ビックリである。
そして、さだまさしに感謝!

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