一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山(山歩道の)紅葉 ……ムラサキセンブリ、リンドウの最後の宴も見届ける……

2024年11月13日 | 天山・彦岳


11月12日(火)

4日前(11月8日)に作礼山で紅葉を楽しんだ。
今度は天山で紅葉を楽しみたいと思った。
天山に紅葉狩りに行く人は少ないと思うが、場所によっては案外楽しめるのだ。
終盤を迎えている秋の花々の最後の宴も見届けたい。

天川登山口より出発。


出発してすぐに黄葉に出逢う。


黄色というより黄金色だ。


いいね~


あめ山分岐に到着。


ここの紅葉も素晴らしい。




いつもの場所でパチリ。
今日は「晴天」の筈だが、雲が多い。
これから晴れてくるのかな?


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


雲が邪魔して、眺めはイマイチ。


稜線の花はほとんど終わっているので、


“私の山歩道”へ。


山歩道でも紅葉が始まっていた。






黄葉も美しい。




ゆっくり歩いて行く。


色づいている葉を見ているだけで気分が落ち着く。




下を見ると、
アキノキリンソウ、


アキチョウジ、


アキノタムラソウなど、
頭に「秋」の付く名の花がまだ咲いている。


キッコウハグマも終わりかけだが、まだ見ることができた。




レイジンソウも、最後の一株。




名残惜しい。


喬木の紅葉を内側からパチリ。


紅葉はまだ始まったばかりだが、


このくらいの方が、いろんな色が楽しめて好い。




外側からも眺める。




大空に映えて美しい。




太陽の光を浴びると一段と輝く。


黄葉も素晴らしい。




天山でもこれほどの紅葉が楽しめるのだ。






この後、ムラサキセンブリとリンドウの最後の宴を見届けに行く。
まずはリンドウ。




まだ美しく咲いている。




もうしばらくは楽しめそうだ。




最後にムラサキセンブリの群生地へ。
もうほとんど終わっているが、


残っている花をパチリ。


こちらも一輪だけ咲かせている。


こちらも倒れながら花を咲かせている。


案外、花は残っているもので、


あちこちで花を見ることができた。




よ~く探すと、きれいな花も見つかった。




この山歩道では11月中旬までムラサキセンブリを見ることができるのだ。


嬉しい。






そして、今日一番のムラサキセンブリを見つけた。


角度を変えてパチリ。


写真を撮っていると、黄色い蝶が舞い降りてきた。
その一瞬をパチリ。


今日も「一日の王」になれました~


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