令和元年の師走も残りが少なくなってきた。
会社などは年内にやっておかなければならない事がいろいろあって、これからの2週間はかなり慌ただしくなる時期だ。
昼前と夕方の薄暮時に、会社名の入った車を運転している人の姿を多く見かけるが、いつもより忙しそうな風景だ。
本格的な年末風景をあちこちで見かけるようになってきた。ツバキの花もどんどん咲き始めるようになっている。
きょう日中はそんなことは関係なく、のんびり長閑で穏やかな日だった。
朝は少し冷えたが、陽が高くなってくると山にはうっすらと霞がかかり、小さい春を感じさせるような好天、自宅から少し離れた住宅街をウォッチしてみた。
この町は柑橘類を庭木として植栽している家が多い。 ある家は橙であったり、ある家は金柑、八朔、檸檬などなど・・・家の前の陽射しがよく当たる場所からは黄色く色付いた大きな実や小さな実まで柑橘類が成長した風景に遭遇する。
春に白い花が開き、その後小さな緑の実となってどんどん成長、今の姿となった。
愛媛のかんきつ生産量は年間約21万トン。100年以上の歴史とその中で育まれた技術や研究で、国内ではダントツのシェアを占めている。(いよ観ネット)
来年1月初旬までは今年大好評の『紅まどんな』が温州みかんとともに店頭を賑わすが、その後は『イヨカン』『デコポン』『ポンカン』『天草』『甘平』などが続き、冬から春にかけては『ハッサク』『甘夏』『清見』といった晩柑類が楽しめる。
各家庭に植えられた種類はさまざま。庭先から顔を出すオレンジ色の実の成長をウォッチして種類を覚えるのもなかなか楽しい。