寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

広島県福山市光南町1丁目1‐34・分譲マンション「レーベン光南町GRAND AVENUE」竣工

2019年03月19日 | 日記
駅前大通り沿い、東林館高等学校隣に先月タカラレーベンの分譲マンションが完成した。写真は3月初旬に撮影したが、南側の空きスペース(西丸ガレージ跡)は工事中だった。屋根付きの駐車場になるのだろうか。新年度になっても中心市街地でのマンション着工は続く。

新築マンション2

愛媛県今治市大西町紺原の曹洞宗安養寺

2019年03月19日 | 
「ドラッグセイムス今治大西店」の横を通って南下する。西ノ谷という集落に入り坂道を上って行くと史跡案内板があった(時間がないので調査は断念)。

案内板

餌箱

坂道

野鳥の餌箱を置いている所があるように自然豊かな地だ。暫くして私は曹洞宗「安養寺」に辿り着き大きく息を吐いた。寺の沿革に目を通し山号を知り不思議な縁をしみじみと感じた。

寺

寺2

興福山 安養寺
野間郡四国八十八ヶ所六十六番札所
宗派 曹洞宗 本山 永平寺 総持寺
本尊 聖観世音菩薩
 この寺は享禄二年(一五二九)風早の大通寺二世華屋英曇大和尚がこの地に来られ開創され、後に大通寺開山玄室守腋大和尚を勧請開山としてお迎えした。
 その後二世月峰恵心大和尚まで二百年余りの間、寺は相当荒廃していたが、普宗密全大本寺である豊後の安楽寺にお願いし久留島家に頼んで波止浜の来島にある櫓を貰い受け堂宇を一新した。
 更に延宝年間(一六七三~一六八一)には大庄屋井手家の檀那時として知遇を受け紺原の祈祷寺として栄え今日に至っている。

寺3

地蔵

私がここまでやって来た本当の目的は山門向かい付近に祀られている石造物を直に確認することだった。道標の隣が「ひとくろだけ地蔵尊」である。

地蔵2

大木の前に設置された説明板には次のように記してあった(※グーグルストリービューの拡大機能を使えば全文字を読むことができる)。

地蔵さん
江戸時代に建立されもとは旧道の紺原集会所付近にあった。
その辺りで沢山のキリスト信者が処刑されたといわれ、これら受難者の霊を弔うために建てられたと伝えられる。四国遍路の道標もある。

転向を拒んで冥土に送られたキリシタンは様々な意味で気の毒だが、あらゆる宗教が苦悩する人々を救うことはない。現代人の多くが信仰に無関心なのはその事実を認識しているからだ。

地蔵3