寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

岡山県小田郡・矢掛町立矢掛中学校北側の山へ向かう(後編)

2014年02月10日 | 
石段を上り切った所に小さなお堂が建っていた。鬼子母尊神と書かれた扁額があり、かつては道場として使用されていたと思われる。乱れた息を整えてお堂の中を覗く。

扁額

道場内部

奥に置かれた太鼓や円形の鏡から判断して法華経の信者がここに集まり活動していたことは確かだ。私が幼い頃、夏の肝試しで真っ暗闇の山道を懐中電灯を照らして歩き竹藪の中にひっそりと建つ寺の鐘を突いてくるというのがあったが、ここへ夜来るのも同様に勇気がいる。行きはよいが、帰りに足を踏み外すと大事である。

眺望

矢掛中学校を見下ろし冷や汗をハンカチで拭いた。そして昔の人の信仰のあつさに感心したのである。筋肉痛の足を押さえての下山には倍の時間がかかった。

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