無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

雑穀:アマランサスの育て方

2009-02-26 11:11:10 | 自然菜園の技術 基本
本日

ことしなにをどれくらい育てようか計画を立て始めた。
まずは、自家採種している種、去年の在庫の市販種の整理。

去年は、お米も一年分無事収穫できたし、
育苗ハウス、鶏小屋も作った。
それに、雑穀もいろいろ試験的に育てた。

雑穀の中で、育てやすく、食べるまでの調整がしやすい
高キビ、アマランサスはこれからも続けていきたいと思う。

アマランサスは、南米インカ帝国の主食の一つ。
現代人に不足しがちな鉄分、カルシウム等のミネラルが豊富。
栽培しやすく、無肥料栽培できます。

パン、クッキーの生地に10%位まぜたり、お米3合に大さじ1~3杯程度入れて炊いてお召し上がり下さい。

何より有り難いのが、脱穀をしなくていいこと。
つまり、殻がないため、
ゴミと石を除けば、収穫した種子がすぐに食べることができる。

普通、お米や他の雑穀の場合、
お米でいえば、籾と言って、玄米の外側に殻が付いてるいる。

それが、アマランサスにはない。

①そこで、まず種や苗を植えて
②穂を叩いたら、種が落ちるまで栽培し、
③種をこぼさないように、写真のように穂を刈り取ります。
④刈り取った穂を吊るし、乾燥させます。
⑤その後、きれいなブルーシートの上で叩き、
半透明な種子だけたたき落とします。
⑥落した種子とゴミ(がく)などを風で飛ばします。
⑦そして、目の細かいフルイ(お菓子用の小麦粉をふるうふるい等)で
種子だけにします。

⑥⑦中に石や土が入らないように、
ブルーシート内には靴で入らないことがポイントです。

去年は、約1㎡で約1kg収穫できたので、
今年は、もう少し収穫したいですね。

調整して人間が食べないごみの混ざったアマランサスは、鶏の餌にもなります。

雑穀を育てたい人には、お奨めのアマランサスです。
コメント (10)
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