無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

小川町有機農家、金子美登さんを訪ねて(3)踏み込み温床

2009-02-18 19:22:34 | 自然菜園の技術 応用
本日

寒い日が続く。
先日訪れた霜里農場http://www.shimosato-farm.com/では、ハウス内ですでに育苗が始まっていた。

ハウス内の踏み込み温床の中では、
さまざまな品種のキャベツが、きれいな二葉を芽吹かせていた。

踏み込み温床は、
春先に身近な有機資材を用いて、
囲いを作り、中で落ち葉・米ぬか・家畜糞などを発酵させる。
その際でる発酵温度を利用して、夏野菜の苗を起こす伝統的な農業です。

踏み込み温床については
美登さんの著書 『絵とき 金子さんちの有機家庭菜園』
 (家の光協会)http://www.ienohikari.net/book/9784259560416
に詳しく作り方や材料が書いてあるので一読をお勧めします。

現代の農家さんは、踏み込み温床を使う農家さんも減り、
電気を使った、電熱温床を使って育苗することが多い。

踏み込み温床は、温度が不安定ではあるが、
①地域にある無料の資材を組み合わせれば誰でも作れ、
②使い終わった後には中身が堆肥になる。
③さらに切り返して追熟させれば、来年の育苗土にもなる。
踏み込み温床は、知恵であり、一石三鳥なのだ。


今年は、久々に本格的な踏み込み温床を作ろうと思った。

金子美登さん、ありがとう~


第一弾
今度、3月1日〈日〉2日〈月)に
友人のイベント「東京で種をまく」に自然農の講師として参加します。
詳しいことは、このブログhttp://tegamisha.cocolog-nifty.com/ima/22834/index.html
でチェクしてね。


第二弾
今度、3月7日(土)にお世話になっている
(財)自然農法国際研究開発センターhttp://www.janis.or.jp/users/infrc/にて
①自然農法のタネを使った栽培ポイント講座と、
②自然農法の種子の販売会がございます。

13:30~15:30予約不要です。
無農薬栽培の基本や、自然農法に合ったタネのお話が聴けます。
奮ってご参加ください。



コメント (5)
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