無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

西村和雄先生の有機農業講座(1)

2009-02-03 00:43:52 | 自然菜園の技術 応用
本日

久々に長野安曇野に帰宅しました。
実は、ここ数日、関西の有数自然農園を見学させていただく旅行に行ってきました。

長野の冬は、農業が完全にお休みになり、漬物などの保存食一辺倒になりますが、関西では、お菜や根菜がまだ畑で採れます。

今回、見学させていただいた中でも一番刺激を受けたのが、
現在有機農業技術会議の代表をされている西村和雄先生http://gaia-project.main.jp/の自然農園でした。

あまりに面白い内容でしたので、全5回のシリーズでお伝えしようと思います。

今回は、アブラナ科を中心とした混播です。(写真)

以前僕もハウス内で行って面白いなーと感じたやり方ですが、西村先生の自然農園ではその見事さに驚きました。

【お菜っ葉野菜の混播】
①コカブ、日野菜、小松菜、高菜、水菜など数種類の菜っ葉野菜の種を混ぜてミックスしたものを蒔きます。

以上です。

野の草がそうであるように、
野菜の菜っ葉もいろいろなものがカラフルに育っていくことで、
お互いの生長を調和させながら育っていきます。

1)まず、生育の良い小松菜が収穫でき、
2)次にコカブや大きくなった小松菜が収穫できます。
3)どんどん収穫することで、つぎつぎと順次野菜が育ちます。
4)その後、日野菜や高菜、水菜などが隙間を活かして育ちます。

この蒔き方は、自給から直売出荷まで幅広く利用でき、野菜自身も健康に素直に育つのでお薦めです。

次回シリーズ第二回目は、自然栽培の大根についてです。

コメント (2)
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