無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

雨降り前の刈り取り収穫(種編:トウモロコシ、花オクラ、ゴマ)

2017-10-06 19:12:06 | 日々の自然菜園

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。


本日、のち

今日はが降る前に、どうしてもやってしまいたい野良仕事を行いました。






まずは、トウモロコシの種子の収穫。

貴重な固定種のトウモロコシ「モチットコーン」の種子用のものを収穫しました。
交雑を避け、時期をずらしたトウモロコシをタネになるまで、獣にもやられず完熟乾燥させるのは一手間です。
この雨で、カビが生えないように、刈り取り、ネズミ対策をして干しておきます。

トウモロコシの花粉は、風で1㎞は飛ぶので、半径1㎞以内に他のトウモロコシがある場合は、隔離か、人工授粉によって交雑しないように育てます。

トウモロコシは、遺伝子組み換え作物(GM)の一つに選ばれているので、GM対策をしっかりしないと、自家採種することで、より被害を拡大させてしまう危険な作物です。
1年目は、被害者で済みますが、2年目は遺伝子組み換え花粉を撒き散らす加害者になるので、中途半端な自家採種は危険そのものです。ご注意ください。








花オクラのタネも、サヤがはじけそうなものは、雨の前に収穫し、雨の当たらない日の当る風通しの良いところに、収穫乾燥させておきます。

オクラのタネは、カビが生えやすいので、この点がポイントです。







サツマイモと混植しているゴマ「金ゴマ」は、タネが落ちないように慎重にハサミで刈り取りし、通気性のある容器もしくは、紙袋(段ボール)などで立てかけておきます。

ゴマの種子(花)は、一度に熟さないため、最初にできた種を乾燥させながら、追熟させていきます。


ハウスの中で、鳥と飛散を防いで追熟乾燥させてから、脱穀、ゴミとり(洗い)、さらに乾燥仕上げ調整です。

雨はありがたいものですが、一度濡れてしまうとカビたり、発芽してしまう採種の場合、注意しなければいけません。

今回は、曇りで風がない中、最適なタイミングで収穫(採種)できたのでホッとしております。

明日から、1泊2日の自給自足Lifeスクールです。

キノコ狩り、栗拾い、お米の収穫、脱穀、新米を愛農かまどで炊いたり、
ミミズコンポスト(トイレ型)を作ったり、ロケットコンロを作る予定です。

自給自足Lifeスクールでは、持続可能な田舎暮らしをテーマに、栽培だけでなく、衣食住全般を泊まりがけで行います。



2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回11/1(水)
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど
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