現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
本日、のち。
今日はが降る前に、どうしてもやってしまいたい野良仕事を行いました。
まずは、トウモロコシの種子の収穫。
貴重な固定種のトウモロコシ「モチットコーン」の種子用のものを収穫しました。
交雑を避け、時期をずらしたトウモロコシをタネになるまで、獣にもやられず完熟乾燥させるのは一手間です。
この雨で、カビが生えないように、刈り取り、ネズミ対策をして干しておきます。
トウモロコシの花粉は、風で1㎞は飛ぶので、半径1㎞以内に他のトウモロコシがある場合は、隔離か、人工授粉によって交雑しないように育てます。
トウモロコシは、遺伝子組み換え作物(GM)の一つに選ばれているので、GM対策をしっかりしないと、自家採種することで、より被害を拡大させてしまう危険な作物です。
1年目は、被害者で済みますが、2年目は遺伝子組み換え花粉を撒き散らす加害者になるので、中途半端な自家採種は危険そのものです。ご注意ください。
花オクラのタネも、サヤがはじけそうなものは、雨の前に収穫し、雨の当たらない日の当る風通しの良いところに、収穫乾燥させておきます。
オクラのタネは、カビが生えやすいので、この点がポイントです。
サツマイモと混植しているゴマ「金ゴマ」は、タネが落ちないように慎重にハサミで刈り取りし、通気性のある容器もしくは、紙袋(段ボール)などで立てかけておきます。
ゴマの種子(花)は、一度に熟さないため、最初にできた種を乾燥させながら、追熟させていきます。
ハウスの中で、鳥と飛散を防いで追熟乾燥させてから、脱穀、ゴミとり(洗い)、さらに乾燥仕上げ調整です。
雨はありがたいものですが、一度濡れてしまうとカビたり、発芽してしまう採種の場合、注意しなければいけません。
今回は、曇りで風がない中、最適なタイミングで収穫(採種)できたのでホッとしております。
明日から、1泊2日の自給自足Lifeスクールです。
キノコ狩り、栗拾い、お米の収穫、脱穀、新米を愛農かまどで炊いたり、
ミミズコンポスト(トイレ型)を作ったり、ロケットコンロを作る予定です。
自給自足Lifeスクールでは、持続可能な田舎暮らしをテーマに、栽培だけでなく、衣食住全般を泊まりがけで行います。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
次回11/1(水)
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど