無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

タマネギ育苗床にイチゴ&ニンニクを植える

2017-10-07 05:36:24 | 日々の自然菜園

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。


本日、

予報よりは大雨が長引かず、適度なお湿りになりました。この時期、秋野菜は大きくしたいので雨が欲しいですが、田んぼは乾かしたい時期(特に今年は)なので、ちょうど良い雨だったかと思います。これから数日晴れ間が続くので、ダイコンさんにはさらに生長を期待しております。


そろそろ、タマネギの定植期なので、タマネギの育苗も後半戦となりました。

最初に播いた苗たちは、すでに定植出来そうなまでに大きくなってくれました。


直植えセルトレイ、200穴タイプ


鉢上げセルトレイ、128穴タイプ


鉢上げポット苗

と現在、無農薬・家庭菜園でもタマネギがよく育つ工夫として、自然育苗の仕方を苗床に直接播くやり方から、バージョンアップしております。
ここ数年で、自然育苗の試験もだいたい終わり、ある程度確立できてきました。

育苗は、野菜の気持ちになることが基本なので、もっと野菜を知り、友達(共立)になる必要があります。

タマネギという野菜の生い立ち、品種改良など知れば知るほど、化学肥料に向いていたため、無農薬・有機農業では土作りや水やりといった根本からボトムアップしないとよく育たない野菜だと思います。

タマネギは、育苗から定植までがとても大切で、苗の大きさや定植の仕方によって、越冬率、秀品率が決まってきます。
無農薬で新鮮な苗は売っていないので、自分で育てるしかなく、今までそのやり方が家庭菜園では難しかったと思いました。
そのため、この10年間位の間、畑から遠くても、近くても、本数が少なくても、多くても対応できる自然育苗をテーマに生み出されたのが、これらのやり方です。







先日、ちょっと遅れましたが、タマネギ苗床にイチゴとニンニクを植えることができました。

タマネギ苗床の跡地は、イチゴの栽培と苗床になるので、そのコンパニオンプランツとしてニンニクも植えておきます。
タネ用ニンニクの苗床ともいえます。


ニンニクは、木嶋先生が提唱のつるつる植えです。

自然に生えてくるニンニクは、この時期薄皮はなく、つるつるの状態で土で待機しております。
寒冷地や不耕起栽培では、この一皮むくことで、根張りの良い大ぶりのニンニクになるので是非やってみてください。


イチゴ、ニンニク、タマネギが共存する苗代でした。

今後本格的な霜がくるまでは、ヘタに草マルチせず、裸地でイチゴを育て、根を深く張ってもらいます。
霜が本格的に降りる頃になったら、ワラや冬草でタップリマルチしてあげることで、霜対策、来年のイチゴの良質果実の収穫につなげます。

今年は、イチゴをハクビシンにたくさん食べられたので、来年は、その対策(ネットトンネル)も含めてあります。
今年は変な天気ですが、今後ハクビシン、イノシシ、シカなどの対策を含めて秋冬の畑にどんどん変わってきます。

今日から、1泊2日の自給自足Lifeスクールです。

キノコ狩り、栗拾い、お米の収穫、脱穀、新米を愛農かまどで炊いたり、
ミミズコンポスト(トイレ型)を作ったり、ロケットコンロを作る予定です。

自給自足Lifeスクールでは、持続可能な田舎暮らしをテーマに、栽培だけでなく、衣食住全般を泊まりがけで行います。



2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回11/1(水)
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど
コメント (11)
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