無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール『自然菜園見学会コース』秋の菜園、自給自足農園のコツ

2017-10-19 07:46:29 | 自然菜園スクール

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。


本日、のちの予報。

それにしても良く降るです。昨日も貴重な晴れ間を利用して新しい資材倉庫のハウスの基礎作りや、イネの脱穀、はざがけの雨対策、排水対策を友人たちと行いました。


小雨の中、先週末に自然菜園スクール『自然菜園見学会コース』秋の菜園を見学し、座学は自給自足農園のコツを行いました。

見学会をより深めるために、午前中は自己紹介の後に、ミニ講座を行っております。


座学「自給自足Life農園①」では、家族で自給するのに必要な面積やどのように自給率を高め、愉しむのかをご紹介しました。


「自給自足Life農園②」では、自給自足できる農園にする3ステッププランを畑編、田んぼ編、元田んぼから畑への転換方法をご紹介します。


菜園の野菜で作った食べる見学会「トマトシチュー」ランチの後、




実際に、今年4回を行った見学会では、元田んぼを菜園(果樹園)に移行するプロセスを観てもらいました。

現在は、元水田でも良く育つ緑肥たちが根を張りせっせと土作りを進めてくれています。






夏野菜を育てていたいわゆる「夏畝」が「冬畝」に変化させているところをみていただき、その時に気をつけている点、大切な点などをお伝えしました。



田んぼでは、来年度から不耕起に切り替える田んぼのレンゲとムギ、ワラを全面にしているところを観てもらいました。






畑の一角に作ったトイレ型ミミズコンポスターもご紹介。

泥を玄関に持ち込まず、出た糞尿は、ミミズなどによって分解され、土に還る仕組みです。

見学者や講座でも役立つ仕組みです。









いよいよ自給用の自然菜園です。

秋ジャガとネギ栽培や、定植直前のタマネギ苗たちを観てもらい、




実際に、夏野菜の片づけ=冬野菜の準備の一部を観ていただきました。




ハクサイとホウレンソウなどの混植など、最新の自然菜園を観てもらい、




現在のハウスの中で育苗土づくりをしながら野菜を育てているところも観ていただきました。

育苗土づくりは、最終的にカブ、ラディッシュ、ホウレンソウなどを植えて、その生育と味などで育苗土の質を確認しておくと同時に、冬の野菜作りに役立っております。

今年最後の見学会だったので、この後は、シカ囲いや越冬などはお見せできませんが、今年は4回もできて良かったです。
辺鄙な田舎ですし、けっこう忙しい毎日なので、見学会は大変ですがとても励みになります。

今回も見学会を行うことで、いろいろな方と出会えましたし、いろいろな学び合いが生まれました。
来年も見学会ができるように、地域の信頼を厚くし、田畑を育み、作物を育てたいなーと改めて思いました。

来年度の菜園スクールの募集は、12月末にはできるようにしたいと思っておりますが、今年は執筆活動が重なっており、合間を縫って苦手なPC業務を行いたいと思います。

2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回11/1(水)
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど
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