無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

みんなで稲刈り~

2017-10-04 01:01:49 | 自然菜園スクール

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~


本日、のちの予報。


先週末は、自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」で稲刈り、脱穀を行う予定でした。




来年から不耕起栽培に切り替える田んぼでは、切り株の間からレンゲが発芽していました。

また水口付近のマコモの畦には、手ごわいキシュウスズメノヒエが自生しているため、畦焼きし、米ぬかを振ってあり、今後耕す予定です。

コナギは不耕起では生えにくいように、耕すと生える草、耕さないとはびこる草の種類がありますので、ただ単に不耕起栽培するのではなく、数年にわたる段取りが必要だと感じております。




段取りといえば、稲ワラ、モミガラ、畦草(種なし)と米ぬかで発酵させた水田用の完熟堆肥もその一つです。

今まで化学肥料農薬で育ててきた田んぼなどでは、田んぼに良い微生物が少なく、特に寒冷地ではワラをそのまま鋤き込むと分解されにくいものなので、
数年後には田んぼで生ワラが分解できるようになるまでは、ワラを堆肥化してから土に還したり、生ワラを鋤き込まない方が無難です。

人間だって長らく入院していたりすると、退院後は、リハビリや散歩から始めないと、フルマラソン(不耕起)は難しいように、ただ単に耕さないだけでは、身体(土)に無理をさせるだけだと思います。




今回は、2週間前にみんなで稲刈りした天日干しのお米を脱穀するはずでした。

よく乾燥していたので、さあ脱穀しようとした途端、




ハ―ベスターが動かない惨事に、、、。


早めのお茶休憩(豆乳おからドーナッツ))をして、気分転換した後、


もう一つの田んぼ(棚田)に移動しました




みんなで植えたシラケモチを手刈りました。


稲刈り後、地面が乾き切る前に、米ぬかを撒くのも私たちの自然稲作の特徴かもしれません。

稲刈り後、急激に乾き寒くなる田んぼに、米ぬかを撒いておくと、田んぼの微生物たちが米ぬかを発酵させてくれます。






みんなではざがけし、ブルーシートタイプの雨よけをかけることで、ゆっくり天日で乾燥させていきます。






機械が動かなかった分、時間が浮いたので、もう一枚の田んぼの稲刈りも進めました。

田んぼによって稲の太さ、重さ、田の乾き方が全くちがうのを体験してもらいました。

小さな棚田なので、バインダーなど機械刈りするよりもみんなで手刈りした方があっという間にきれいに想い思い刈れるので楽しいものです。


この棚田は、まさに日本の原風景の一つのようなちょっとした秘境です。

夕日を背に、稲刈りをするといやおなしに日本人、アジア人を感じます。

今回みんなで刈ったもち米で、醤油や味噌を造る際の空いた時間に、お餅をつき、食べる予定です。

お餅に、味噌や醤油、きな粉といったダイズや発酵食品をいただくのもこのコースの醍醐味になると思います。

明日は城山公民館「自然菜園講座」10/4(水)
・秋野菜の収穫のポイント?/ダイコン、カブ、サツマイモなどの収穫
・秋の土づくり/堆肥の造りと施し方、緑肥作物の導入法
・越冬野菜の定植・種まきのコツ/タマネギ、キャベツ、エンドウ、ムギなど
予定です。


2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回10/4(水)
・秋野菜の収穫のポイント?/ダイコン、カブ、サツマイモなどの収穫
・秋の土づくり/堆肥の造りと施し方、緑肥作物の導入法
・越冬野菜の定植・種まきのコツ/タマネギ、キャベツ、エンドウ、ムギなど


ちなみに、忙しすぎてご紹介できていない自負出版の菜園教室の公式テキスト『自然菜園ハンドブック』(自負出版)も農文協さんの「田舎の本屋さん」からネットでも書店で東京で唯一購入できます

農閑期に入りましたら、改めてお知らせし、売っていただけるカフェ、ネットサイト、お店など募集し、なおネットからも買えるようにシステムを構築するつもりです。
現在農繁期なので、何もできておらず申し訳ございません。

現在、長野県松本にあるつる新種苗さんにも縁あって『自然菜園ハンドブック』を置かせていただいております。こちらからも購入できます。
※現在2店舗のみ販売中~
コメント (4)
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