無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ソバの脱穀(臨時自然菜園スクール)

2017-10-29 07:41:48 | 自然菜園スクール

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※近日中に、実技編もアップグレード予定ですお楽しみに~


本日、

今日は、自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」の最終日です。

月に1度で、菜園スクールが開催できているのも、タネと苗のお蔭です。
そのためか、5年前までは、卒業生で苗を買う予約が多く、小さなハウスでは育苗が大変になっておりました。
そこで、5年前から「自然育苗コース」が生まれ、育苗技術や考え方を公開し始め、3年前から「自然育苗タネ採りコース」といった本来自家採種とセットだった自然育苗が全部公開できるようになって現在に至ります。

育苗は、最低限の技術も必要なので、講座と実技のセットで、年間11回開催してきましたが、今年度の最終会になり1年が早いなーと感じております。







2週間前に自然菜園スクール「自然菜園コース」でみんなで刈り取ったソバを昨日脱穀しました。

本当は、露地でそのまま乾燥、先週脱穀する予定でしたが、長雨と台風といった例年にない天候だったので、昨日臨時スクールを開催し、有志でハウス内で脱穀を行いました。


ソバの脱穀の仕方はいろいろありますが、人数が多く、よく乾燥したソバの場合、コンパネなどに叩きつける方法が一番簡単で早いものです。




昔ながらの足踏み脱穀機で脱穀体験もしてもらい、昔の道具の素晴らしさを味わいながら、ソバの脱穀の基本を身につけてもらいます。

その結果、立ち位置や力の入れ方などバランスが良くなり、日頃の野良仕事の能力がアップするので不思議なものです。





フルイでふるった後、唐箕という風選機によって、風の力で実だけにします。


脱穀し終わったソバのワラは、畑でそのまま使うことは厳禁なので、

来月の自然菜園スクール「自然菜園入門・実践合同コース」にて、自然堆肥の材料としてつかい、完熟堆肥にしてから畑に戻します。


他にも、足踏み脱穀機で、ハト麦を脱穀したり、


途中雨で脱穀できなかったエゴマは、寒冷紗の上で、少しでも実が落ちないままにしたり、


先週播いた小麦は無事発芽しておりました。

秋から冬にかけて、栽培する作物は減っていく限りですが、この時期までに如何に野良仕事で、畑のお世話ができるか、そして余計な事をしないかがとても大切です。

自然の営みを全うさせることに従事することが最も近道な気がしてなりません。

昨日収穫したソバは、これから広げて、中に紛れ込んでいる虫を逃がしながら、もう少し乾燥させ、もう一度唐箕をかけて仕上げる予定です。

仕上げたソバは、挽いて粉にして、12月の自然菜園スクールの打ち上げ兼、忘年会の蕎麦づくしになります。
今年は、まあまあの収量で、実がとても重く味わいが楽しみです。




2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回11/1(水)
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする