2022年9月25日(日)
新潟市南区白根地区(旧新潟県白根市)は、商店街付近に雁木があり、妻入りの町屋が連なる古い街並みが残る。300年の伝統を持つ大凧合戦が開催される。
白根地区の中心部付近。平成の合併により白根市・月潟村・味方村が新潟市南区となり、市役所がそのまま南区役所となった。
錆びたトタンにデカデカと店名を入れ「肉」を赤で強調した肉屋に目を惹かれた。
商店街のメインストリートには、妻入りの町家が多数残っている。古い大きな商家、看板建築の家屋もありお歩きさんして楽しい街並み。
妻入りの町家が長屋のように連続して続き、ノコギリの歯のようになっている越後地方独特の家屋。隣同士の屋根と屋根の隙間が狭いのは、落雪から人を守ることになるし、そして、雪卸しの人の転落防止にもなるだろうと勝手に解釈し感心していた。
雁木の下もレトロでいい感じ。
白根大凧合戦の凧絵。大凧合戦は江戸時代に川の堤防改修工事の完成祝いで凧を揚げたら、対岸の集落に凧が落ち、田畑を荒らしたということで、対岸集落の人も対抗して凧を揚げたことから始まったとのことで、集落同士の争いが伝統行事となった。
商店街で凧を飾ってる?売ってる?店があった。
凧揚げ合戦の起源となった川。毎年6月に、この川の両岸でお互いに凧揚げをする。300以上の凧が揚がり、合戦用は畳24畳分の大きさとのこと。
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