ウオルター・モズリイの洋書が図書館にあったので、読んでみた。
先日読んだ作品の書評でも、たくさん名前が次から、次へと出てきて年寄りには辛い。とあったが、出てくるは出てくるは。最初の100ページで30人以上が出てくるし、仮名やら、あまり、ストーリーに関係ない人名も、ぞくぞく出てくる。
重要な黄色い犬も出てくるのだが、持ち主がつけた名前のほかに、主人公の娘が別に名前を付けてたりする。どうも、著者は . . . 本文を読む
1950年に刊行された希代のクライマー、松濤明氏の山岳紀行集だ。
私が、読んだのは、2000年に刊行された5番目のものだ。
槍ヶ岳北鎌尾根で遭難死する直前、テントの中で書いた「全身凍って力なし」という詩的な遺書で有名だ。
紀行集は、非常に細かく、詳細が記載されており、最初と最後の方を除いて、飛ばし読みになってしまった。
ただ、感じたのは、16歳から遭難死するまでの26歳までの記録なのだが、 . . . 本文を読む