”読めたつもりの謎を解く。”という副題がついた、今まで、
疑問に感じていたものに、いくばくか、明確な回答をくれる
良書だと思います。
思うと書いたのは、正直、言って読み切れなかった
からです。読み切れないのにレビューを書いたことは
、本書が始めてですが、スキミングでも、
良書であることはわかる本でした。
何故、読み切れなかったというと、やはり、英語
教育者や研究者向けに書かれたものであるからと、
少々、自分に根気が無くなっているせいかも知れません。
6人の執筆者にはしがきのところで、「故郷の母親にも
わかるように」書くように依頼したというだけあって、説明
も非常にわかりやすく書けてます。
スキミングだけですが、ちょっと、内容にも触れると、単語数
と英文のカバー率の関係が出ていました。
見出し語数 英文カバー率
40,000 98%
10,000 95%
5,000 86%
3,400 76%
1,700 71%
自分の見出し語数だと、86%以上はありそうですが、本当に
そこまで理解しているのか、ちょっと、不安です。
ただ、面白いのは、72%の単語を知っている場合として、
たとえば、Peter had not ( )anything,...という文章が
出ていて、97%だと、上記かっこの中の動詞、stolenまで
わかるので、理解ができるというのは説得力があります。
また、”多読で、語彙知識が増えるか”ということにも、魔法の
ように増えるわけではない。5~15%だけで、最低、10~
12回は文中で出会う必要があるとのことです。
また、何かの折に、じっくり、読み返したいものです。
応援よろしくお願いします。
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