#1 New York Times bestslling authorという文句に
つられて、読んでみた。
まず、この前に読んだ英国英語に対して、何と、クリーンな
米国英語なのだろうと驚いた。
それだけで、嬉しくなった。頭にすっと入ってくるし、
辞書で調べる回数も大幅に減った。
ストーリー的には、テロリストに対抗するCIAにいわゆる
外部委託された会社のスペシャリストがテロリストグループの
大規模なテロを未然に防ぐという物語だ。
若い作家のせいか、新しい、今風なところが目新しく感じた。
まず、敵が、ISISである。(ロシアの影があるが。)
高性能なドローンにより追跡やら、道案内やらもある。
テロ対策なのに、外部委託されている会社がある。
従来のスパイ小説だと、情報を得るために拷問をするのは、
敵国の場合が多かったように感じるが、何しろ、敵は、ISISである。
躊躇なく、拷問やら、薬物による尋問をして、テロ活動の情報を
得るのだ。
これが、現実なのかも知れない。
尚、全体の印象としては、正直言って、はらはらどきどきするのかと
思いきや、それほどでもない。理由は、主人公が強すぎるせいかも
知れない。後半、少し、盛り上がりを見せるも、淡々としている
感じがあった。
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