映画「ブロードウェイ・ブロードウェイ」(原題 Every little step)をみました。コーラスラインを再演するにあたってのオーディションをフィルム化したものという前宣伝でしたが、それ以上に、素晴らしい映画でした。最初の演出家ベネットや彼の仲間たちが、どんな思いでダンスを通して、人生を歩んでいるかを語ります。そこからあの人々の心をとらえてはなさない、素敵なミュージカルが生まれてくる過程を示した、一幅のドキュメンタリーでした。
見終わって拍手がこぼれてくる映画です。私は自問しました。おまえは何にむけて、今日、stepを踏んだかと? また、がんばっていこうと素直におもわせてくれる映画でした。