■桃山時代の牡丹、唐門、竹生島
所用で滋賀県に立ち寄りました。
フリー日に寸暇を惜しんで(笑)、花を観に、竹生島に寄りました。
長浜港から、琵琶湖汽船に乗り、竹生島に。
今津への乗り換えの1時間弱を活かして、急足で、石段をゼーハーと(苦笑)。
緑が鮮やかで、目に染みます。幟の朱色とのコントラストも美しい。この日は汗ばむような昼でした。
この唐門に逢いにきたのです。
秀吉が寄進して、大阪城から移設させた唐門です。桃山時代の華やかさ、絶頂の記憶を残す花を観てみたかった。(ニッコリ)
破風が精緻で、豪華です。(指映り、失礼)
破風が精緻で、豪華です。(指映り、失礼)
外扉すら、華やかで!
この花に迎え入れられる幸せ!
華やかで、艶やかで。豊かな未来を信じたろう、溢れる気持ちが窺われる。
港にむけて、石段を降りながら、振り返る。緑陰にとける唐門に、花が咲き誇るのを、遥かに見やる。
港にむけて、石段を降りながら、振り返る。緑陰にとける唐門に、花が咲き誇るのを、遥かに見やる。
竹生島に、桃山の牡丹あり。
人は滅びても、夢の形代は心に響く。
花を心に。船は竹生島を離れて、今津に向かいます。