いい蛤を手に入れたので、新宿の末廣亭近くの貝料理専門店『はまぐり』を懐かしんで、お色気鍋風に楽しむことにしました。
お色気鍋は、昆布出汁に、蛤と松茸で、秋の名物です。
立春の蛤、春菊、舞茸、絹漉し豆腐を用意しました。
お江戸のお楽しみ、京橋の伊勢廣の焼き鳥。お持ち帰り用に調えてくれる日本橋高島屋で購いました。小柱のぬた、柿の白和えと共に、まずは一献。
雪室仕立ての冷酒。
持ち帰りの焼き鳥は、温め直しをしないで楽しめるように、仕上げてあるのを、かじってみると。ふっくら旨くて、驚かされます。コロナ禍が一山越えたら、また寄りたいと、しみじみしました。(寂笑)
昆布の森のように鍋を沸かして。日本酒とっぷり、白だしを少し。蛤を沈めれば、コプンッと優しい音。
ほんのり桃色の蛤は旨し。しみじみ、いけます。舞茸と蛤を楽しんで。湯豆腐もして。旨つゆの〆には、杵つき餅、春菊で、小椀の雑煮に仕上げました。
お江戸の旨いものをおうちで。街に出ないで過ごした時間でした。
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