トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボのメガネは

2009-06-02 | 小父のお隣さん

 葦原の頃と異なり飛翔しているトンボの種類が増えている。田土を掘っていたら見慣れないトンボが姿を現した。イトトンボの類と見当をつけたが巨大だ。羽根の色も帯があって翼端には白い所がある。初めて見たがオオカワトンボらしい。雄の羽色は3種類あるとのことだが濃い帯があることも白帯があることも資料にはなかった。

 交尾して止まったトンボはオオシオカラトンボとオスの色で判断したがメスの色が黒っぽいオレンジでない。ムギワラトンボの色合いとも違った。良く見ていると判らないことばかりだ。 

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棚田を繋ぐ段差工

2009-06-02 | 水辺環境の保全

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 棚田の3枚目と4枚目を繋ぐ水路が今日の作業で完成した。もともとは侵食溝で埋める予定だったが用水の「かけ落とし」では水生生物の上下の交流が断たれると思い、手間のかかる水路にした。

 侵食溝が以外に深くて、土嚢を押し込んで土砂の流出を防ぐ必要があったが田土は結構重くて運ぶのが大変だった。まっ、それでも苦労しただけのことはあるか。一枚目と2枚目を繋ぐ水路の斜面にはサワガニが身を沈めていた。

 水生生物はイモリとマツモムシ位しか確認してないが、シオカラトンボは産卵していたからヤゴも姿を現すだろう。