トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

招かれざる客

2009-06-26 | 小父のお隣さん

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 棚田のカワニナが少なくなった感じがしていたが、今日はアオサギが飛来していた。カワセミは先日見かけたがカワニナを食べるとは思えないからサギ類の食害なのだろうか・・・。それにしてもよく見つけるものだと感心する。

 早苗を植えたわけでもないから水中の生物は姿を隠せるのは泥の中だけだ。イモリは泥に潜るがドクダミの葉陰に4匹ほど固まって隠れているのは微笑ましい。

 キイトトンボはフイールドでは初見だ。ナミテントウの二紋型だと思うが、このタイプも初めて見た。こういう客は歓迎なのだが、トレイルで日向ぼっこしている蛇もあり難くない。


水路の段差工

2009-06-26 | 水辺環境の保全

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 沢の水路に侵食防止の土嚢を先日積んだばかりだが、一夜の雨で水溜りが土砂で埋まってくれた。これで川床が上昇して光が届きやすくなった。しかし考えてみると侵食された土砂で埋め戻された訳だから、侵食の現実は激しいものだ。土嚢だけでは落差が大きいので中間に丸太で段差を加工した。これで傾斜が緩やかになり水生生物の生活も楽になるだろう。

 上流部も段差工を施した。先日、川床の土砂を少しばかり浚ったら、一夜の雨水で更に底が抉られてしまった。関わって実感することだが自然界のバランスはデリケートだ。段差工を施したことで少しは安定してくれるだろう。

 まだ下流にこの倍の施工長さが控えている。倒木を玉切りして流路の底に埋めるのもけっこう大変だ。半日で撤退した。

 


花びらの白い色は

2009-06-26 | 小父のお隣さん

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 今、フイールドは白い花が盛りだ。その中にあってネムの花が霞んだような色合いで色付いているのをみると真夏日で熱中症の心配も薄れるくらいに涼やかな気持ちになる。

 この頃は口に出来る果実もなくて、わずかにコウゾの実だけがスイーツだけど、ネットリした口当たりと微妙な味わいの甘味は桑の実や木苺のようにむさぼり食べれる果実ではない。一個か二個摘まむくらいだ。

 そういえば「白い色は恋人の・・・」なんて歌があった。昨年にヘイリーが英語でカバーしたCDも出ている。意外かもしれないが、このCDは小生の睡眠導入歌なのだ。