トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

四半世紀ぶり

2009-06-15 | 小父のお隣さん

 毎年、気後れして出かけなかったが、今日は日中むしむしして曇天のままだったから「好機!」とばかり思い切って出かけた。

 到着した時は全くの闇の静寂で「絶滅か」と思いかけたところに薄く光った気がした。期待を込めて近づいたらやっぱり蛍だった。体長は10ミリほどで小ぶりだったからヘイケボタルかと思ったが頭部の筋は中央が膨らんでいるからヘイケボタルだろうと勝手に納得する。

 そのうち疎らではあるが光始めて、10匹以上20匹未満の出現というところ。蛍を見たのは四半世紀ぶりで、手に取ったのは半世紀ぶりくらいだ。少々興奮した。しかし暗闇は怖いのだ。

 しかし客観的に見れば真っ暗な谷あいの林道で、しゃがみこんで蛍一匹を相手に写真を撮っている姿の、こっちのほうが恐ろしいかも。

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