トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

香壽漬け

2012-04-04 | 何よりの楽しみ

Photo  漬物で育った小生としては、無性に漬物が食べたくなる時がある。漬物樽を置ける生活ではないから思い立っては少量作るのだ。

 糠漬けは夏に駄目にしてしまう事が多く、冷蔵庫保存では風味が落ちる。塩糀で漬けたものは、不味くはなかったが塩味が勝った。塩糀は添加物、隠し味が良いように思える。

 そこで今回は酒粕で漬けてみたのだが、従来の粕漬けに、砂糖、味醂、味噌など入れてカスだけではない「香壽漬け」としてみた。珍しく思った以上の美味しさだったが、糠床とは異なるから、手入れが確定しない。まあ、味噌を入れたのがミソなのだが…。

 今の所は、朝晩撹拌などせずに常温放置だけれど、気温が上がってくると腐敗やカビの発生で廃棄せざるを得なくなるか判らない。美味しさは抜群だが、無精者には手入れがネックで、美味しいところを頂くには、それなりの手間隙がいる。


*確信犯

2012-04-04 | 性向有毒の翁なれば

Photo_2   休耕田永田葦原葛の原

   産卵もなき野田の水溜まり水

   春あらし水引く小沢汚染源

   転石は巌とならぬ民主主家

   うたかたの吹き寄せなれば歳費ドロ


基礎の手直し

2012-04-04 | 水辺環境の保全

PhotoPhoto_2

 泥水地から沢へ放流する流路の始まりを粗朶などの廃棄物の上に築いてしまったので、風害木の処理も一段落したから手直しとした。

 以前、浸食溝に侵蝕防止のための廃木を投棄してもらったのを取り除き、下の粗朶も引きずり出して堤の下を綺麗にした上で土嚢を6袋押し込んで盛り土をする。取り出した幹の廃棄物も侵蝕防止のために水流緩和に並べる。

 今までの作業の経緯もあり、最初から堤の築き直しも嫌なので少々場当たり的な出来栄えである。それでも、構造的な弱点を少しでもカバーできるかと、表土に被服の植物を埋め込んだ。いつも「これで終わりに」と思いながら、手を出してしまう計画性の無い進め方なのである。