棚田の様子を確認に行く途中、沢筋で飛び立った影が見えた。その時は蝶トンボかと思ったのだが、着地したのを確認して接近したらミヤマカワトンボ?だった。二匹いたのだが撮影できたのは一匹だけである。
少年時代は、イトトンボもカワトンボも区別する事無く「イトトンボ」と呼んでいたのを思い出した。作業をする身では同定など用が無いと言えば用が無いのである。
それでも季節の折々に現れては消える小さな生物は楽しみの一つなのだ。
逃電は音を上げずして値上げせり
足らぬ金集める怖き紙一枚
一枚の紙で事たる絞り獲り
甘テラスおおかみのごと社長様
責任を知る人も無し出世群
ワラビが出てきた。付近を見渡したら10本ほどあった。丁度、拠点の広場で昼食を済まして遊び始めた母子グループがいたので、戻って声を掛けたら採りに降りてきた。
「小父さんは採らないのですか?」と言われたけれど、小生は写真を撮ってお仕舞いなのだ。寄って集って採るほど多いわけでもなし・・・。
フキノトウもタケノコもタラの芽も見ただけで口にはしていない。「子どもの頃食べ過ぎたのですか?」とも言われたが、食べたいのは山々で「武士は喰わねど高楊枝」。