トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

黒いアゲハ初見

2012-04-19 | 小父のお隣さん

Photo  写真はアゲハではない。後ばねの縁に突起があるからツバメシジミだろう。裏も見て同定するらしいが小生にはどうでもよい。この蝶も初見だ。

 黒いアゲハチョウは飛翔している姿だけだったから種別は全く判らない。似たような黒いアゲハは6種類は生息しているのだから。

 何度か近くを通り過ぎてくれたが、見る限りは白紋や赤い部分は見えなかったのでクロアゲハかと推定するだけだった。これでアゲハ類はキアゲハと黒い個体の2種類現れた。


整備してウッフン!…

2012-04-19 | 今日は真面目に

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 エノキを植栽した一画の整地をする。昨年の初冬に猪が掘り返してボコボコにされた部分である。竹の集積放置地だったのを、腐食が進んだからオオムラサキ専用の食草園を目論んでエノキを植えたのだ。

 植栽する時にも多少の整地は行ったから、歩いたり刈り払いに不自由することは無かったのだが、掘り返された結果、埋没していた竹の断片が散乱し、その上、凹凸が激しくなり、歩くのも刈り払いにも危険の要素が高まってしまった。

 刈り払いの季節を前に、作業を行い易いように断片を集めて片付けた。鍬で表面を慣らして完成としたが、見違えるように歩き易くなった。これで刈り払い作業も安心して行えるだろう。人間や猪を問わず、森づくりや里山整備に関与しないで利用してくる存在は、概ね厄介だけを残していく。

 先日、周辺で森づくりや里山整備活動をしている10団体と県担当部署で会議が行われたが、一番長く時間を消費したのは「荒らされる」とのボヤキだった。「打つ手は無い」と判っていても鬱憤やるかた無いのである。「ウッフン!」は無い。


*気もそぞろ

2012-04-19 | 小父のお隣さん

             百千鳥うるさき鳥は黙らっしゃい

             春清水濁して発った鳥はどこ

             着古した初蝶休む日向かな

             初蝶の欠け翅で飛ぶ枯れ野なり


成長期

2012-04-19 | 小父のお隣さん

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 猪が散乱させた竹の腐食残渣を掻きとっていたらカブトムシの幼虫が現れた。昨春、エノキを植栽した時も現れたが、今回は、初冬に猪が掘り返して食べ漁った事もあり、数は少なかった。竹材の腐食質で成長するとは思わなかったけれど、時間を掛ければ竹も良い腐食質になるのだと理解する。

 昼を食べていたら、足元のタンポポに動くものがある。良く見たら幼態だったが、触角が長いから、いわゆるバッタではない。ツユムシとかそんなものだろう。春先から現れたバッタ類は、ほとんどが越冬した成体だったけれど、越冬した卵から孵化した世代が出てきた事になる。ようやく季節は夏に向って動き始めた。