流路の小プールに群れていたメダカを泥水地に移動させた。元々はトンボ池で繁殖していたメダカが水流と共に流れ出た個体達である。浅い水溜りでも、めだか達に不自由は無いものの、降雨で出水すれば流されてしまう。下流は建築廃材のコンクリートが投棄された沢になる。運よく里の川までたどり着けば良いが、命を掛けることも無い。
泥水地のメダカは、一月に送水を止められ、干上がって全滅したから、このめだか達で「メダカの学校」の再生を図る。今は「オタマジャクシの学校」で、知らずに近寄った女性は悲鳴を上げる。失礼この上ないし、品種差別?しないで欲しい。
今日は二種類のトンボの初見だ。シオカラトンボのメスは昨日確認したが、今日はオスが飛んでいる。アオイトトンボも初見日となった。
アオイトトンボはふらふらと頼りなさそうに飛翔した。羽化したばかりなのか、機敏に飛翔するトンボではないけれど危なっかしい飛び方だ。どのトンボも日陰に止まることはまずない。盛夏とは異なり、好む気温までに至らないのだろう、日向を選んで止まる。
桜が散ったばかりだが、トンボが飛翔し始めると初夏の雰囲気になる。