幾何回転体オロイド、スフェリコン、ツーサークルローラーと作ってみて、やはりヘキサ・スフェリコンまで作ってみないと気が済まなく、山の作業を休んで作ってみた。
半円形四枚で構成するが、手始めは正六角形に乗せた。六角形板厚の半分を高さから減らさなくてはならないし、形態が不細工だ。思案してアーチ橋を上下に接着させた形を取って見た。
半円と長方形で制作でき、対角線を重ね合わせれば角度が出る。等高重心は変わらないが、重心に掛る重さが変化するようで気に喰わない。また考えて平行四辺形の中子で接合してみた。これはうまくいったが、中子の厚みがあるから平行に切り出すのも、組み立ても精度がいる。
結論から言えば「六角形に装着したのが無難」なのだろう。ヘキサ・スフェリコンの動画はあまた氾濫していたが、動画を見たところで工作に益した物は無かった。実際に制作して転がして「ああ、なるほど!」と思えるものだ。幼児が喜びそうな動きをするから、フイールドの林道で確かめてみた。幾つになっても、試して初めて合点が行く事も多い。