トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

決壊寸前

2013-10-20 | 小人閑居して憮然

Photo  泥水地の構造が末期的になってしまった。言わずと知れた猪の掘り起こし被害なのだ。

 複数の池が同じ水位なら、統合すれば被害を受ける畦や堤は少なくなる理屈だが、区切らなければならない道理を消滅させられないから「弱った、困った」なのである。

 耕作放棄後の浸食で、V字浸食溝が多数出来た棚田跡を整地した結果、大きく段差が出来て、この落差による浸食を軽減する方便として、各々の池の水位を下げつつ水を落している。

 その高低差のある水位を保持している堤が崩壊寸前なのだ。右側は、トンボ池への取水升があり下げれない。左の池の外側は崖で、水位を上げると、崩壊しやすくなる。復旧を急がねばならないので、山に入れるのは、また先延ばしになった。


今日のトンボ

2013-10-20 | 小父のお隣さん

Photo_4  中山道望月宿、翅の先端が薄墨色に着色している。図鑑で対照したノシメトンボに近い感じだったが、自信は無い。いつものフイールドで見るノシメトンボはどうだったか思い出せないままだ。

 場所などの生息環境が変われば種も変わるのは当たり前の事と分かっていても、普段見慣れないトンボばかりだと、やはりまごつく。

 刈り払い作業が主題なのに、トンボを眺めて、追って、遅々としてはかどらない。小生もトンボなのである。名前は「極楽」。