トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

野生のヒラタケ

2013-10-07 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Photo  トチの実を拾いに行ったら、良い香りがしてきた。ヒラタケの香りに間違いないと思い、周囲を見渡したら枯れ枝に発生していたのだ。

 枝を手に取り深呼吸して香りを吸い込む。市販の香料によるアロマなどとは比較にならない涎も出てくる香りである。このフイールドで恐らく初めて出会った野生のヒラタケだ。Photo_2

 採集して食したかったのだが、栽培のヒラタケとは異なり自信が持てない。香りは確かにヒラタケだし食べたかったのだが、発生した枝が細く水分枯渇状態で瑞々しさに欠ける。それを理由に採集を断念したが、なんだか手の届かないブドウを見て「酸っぱいから要らない」と言ったキツネ?のように思えた。