拠点周辺に植樹したクヌギが実った。植えてから7~8年経っただろうか。ドングリ類は、おおむね8年程度で結実させると、どこかで読んだ記憶があるが、5年目頃までは樹の成長が遅く、10年以上はかかるのではと思っていた。
ところが突然、背丈は伸びるし幹は太るし、あれよあれよと一帯はクヌギ林の様相になってしまった。考えてみれば、地上部より地下の根系が先に充実していくのだろうから、当たり前の成長段階だったかもしれないが、なにせ初めての体験なのだ。
まだ樹高は3~4m程度と言うところだし、下枝を払っていないから、手の届くところに実がある。ドングリが枝についている様子も初めて見る事になる。周辺にあったクヌギは大木で、樹下で着果の様子など目にすることは出来なかった。