「どうしてここだけ狙うのだっ!」世界に向かって憮然を叫びたい。理由は明確で、一帯の農耕地が柵で採餌できないためだから、叫ぶ方が不明の阿呆である。
とは言え、毎日崩壊され続ける泥水地やトンボ池の構造を見ると溜息物だ。先日に補修した集水路の堤が、既に水面ギリギリの平坦地になって広がっている。
ここに植えたクルミなど三本の苗木が跡形もない。周辺を観察しても、小生が維持管理している範囲の荒らされようがダントツなのだ。これを「ストーカー被害」と言わずして何と言おう。それだけ餌にありつけるのだろうが…。
放ってしまえば荒れ地に戻り、数を増やした水辺の生き物を失ってしまう。その事に義務や責任が伴う訳では無いけれど、お互いの生きている証みたいなものだから、丁稚奉公の気分で仕切り直しが続く。とは言えこの勝負、負けるのは明白なのだから酔狂きまわりない事だし、実態は三途の河原にいる「二度童」への課業に近い。