トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「コオニヤンマか?」

2014-06-13 | 小父のお隣さん

Photo  林道の上から泥水池のカルガモを見ながら「入り込もうかどうか…」と思案していた所の右脇の路面にトンボが降りた。距離は150㎝程度だ。こんな事態はほとんど無い。

 ケータイのカメラを向ける動作にもピクともしない。逆光で黒く写るだけなので順光位置に移動したかったが、たぶん逃げられる。そしてやっぱり逃げられてしまった。

 ヤンマ程度の大きさがあるが腹部は細い。コオニヤンマではないかと推測したが確証などはない。この個体かどうか判るはずもないが、帰宅前の水見回り時、小生の前で飛翔していたスジグロシロチョウを捕獲して舞い上がったのも、この種に違いなかった。採餌行動を撮影したかったが、林縁の梢にまで上昇したためあえなく頓挫…。初見にしてはしっかり見届けた。


今日のトンボ「異種か同種か…」

2014-06-13 | 小父のお隣さん

Photo_3  泥水池見回り中に飛び出した。ムギワラトンボに似ているがサイズは小ぶりだ。例年、名前を教えてもらっているはずなのだが見当もつかない。

Photo_4  カサスゲをかき分けながら進むと次々と飛び出してくる。自宅で写り具合を確認していて気が付いた。右のトンボはクロスジが多い。上部から見れば三角形の模様に見えるようでも無い。

 撮影時には気が付かない事を、PCでチェックしていて気が付くことも多いのだが、大抵は解けないまま忘れる。「吾輩はトンボである。名前は忘れられた…」。冗談はともかく「初見」であるが、日に3種も初見はそうは無い。32.6℃の最高気温のなせる技か。


今日のトンボ「アオイトトンボ科」

2014-06-13 | 小父のお隣さん

Photo_2  同日に今季初見となった3種のうちの1種。翅を広げて止まっていたから「アオイトトンボ科」のどれかと推定したが、次に進まない。

 「オオ」が付くのか付かないのか、どっちかがある河川にしか生息していないと聞いているが、そのどっちかが記憶から消えている。

 盛期には林内で遭遇する事が多くなるトンボだが、今回は水辺り。羽化間もない個体なのだろう。


斜面の刈り払い

2014-06-13 | 今日は真面目に

Photo  台地法面の刈り払いを実施した。竹の全伐地跡の刈り払いは「草地」への誘導そのものより「竹笹類の抑制」が最優先になってしまう。Photo_2

 草本類の刈り払いは不要でも竹笹類が伸長してくれば席巻させないためにも適期の刈り払いが欠かせない。この斜面も早春にはタンポポの咲き乱れる斜面だったが、いまは大型のアザミ類、クズ、ススキ、ネザサ等々が幼児の身長程に伸びてしまった。

 入り込んで活動する傾斜地ではないけれど、丸太と土の斜面の「お滑り」があるから、幼児の顔面や露出部に傷を与えないためにも低草地にしておく必要もある。足元の不安な斜面に立って刈り払い機を振り回すのは、結構くたびれる…。


ルリタテハとサルトリイバラ

2014-06-13 | 小父のお隣さん

Photo_4  込み合った林縁を間引いていたら、藪状になったサルトリイバラにルリタテハの幼虫が数匹見えた。

 食草なのは承知していたが、今までサルトリイバラで見た事が無い。庭のホトトギスに発生したのだけである。確認できた環境の共通点は「直射光が届かない」場所だ。庭のホトトギスは柿の木の根元、今回のサルトリイバラは藪の中に埋もれていたから、親蝶は結構込み入った中に入っている。Photo_5

 同じ蔓の葉裏を点検したら卵らしき物体があった。ルリタテハの卵かと思ったのだが、図鑑対照では別物だった。正体は不明…。