林道の上から泥水池のカルガモを見ながら「入り込もうかどうか…」と思案していた所の右脇の路面にトンボが降りた。距離は150㎝程度だ。こんな事態はほとんど無い。
ケータイのカメラを向ける動作にもピクともしない。逆光で黒く写るだけなので順光位置に移動したかったが、たぶん逃げられる。そしてやっぱり逃げられてしまった。
ヤンマ程度の大きさがあるが腹部は細い。コオニヤンマではないかと推測したが確証などはない。この個体かどうか判るはずもないが、帰宅前の水見回り時、小生の前で飛翔していたスジグロシロチョウを捕獲して舞い上がったのも、この種に違いなかった。採餌行動を撮影したかったが、林縁の梢にまで上昇したためあえなく頓挫…。初見にしてはしっかり見届けた。