トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

獰猛な謎の蛇!

2014-06-26 | 小父のお隣さん

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 送水が止まった吐出口の確認に行った時の事、路肩に逃げるヘビがいた。体長は40㎝程度、目に付いたのは三角形の頭部と横縞模様だ。頭部の形から「毒蛇」と思い、手袋装着でもなかったから安易に手を伸ばして捕まえるような事は出来なかったが、極めて攻撃的な性格の蛇だった。

 カメラを近づけるたびにアタックをかけてくる。頭部側面の模様を撮影したかったのだが、水平位置では恐ろしくてカメラを構えられず、上部からの撮影だけになった。

 ネットで写真検索してみても似たようなヘビは出てこない。「ヤマカガシかマムシの変種」が一番妥当な線だろうと思っているが、小生の体験の中でも、この蛇ほどアタックをかけてくるマムシやヤマカガシはいなかった。

 あの小説の中の台詞「紐よ。斑の紐よ!」を思い出す。


ランチタイム

2014-06-26 | 何よりの楽しみ

Photo_9  「黒山の人だかり」でなく「アメンボだかり」だった。写真では水紋を立てたせいで逃げたアメンボもいて数を減らしたが、水面のアメンボの上に幾重にも乗り重なって本当に「黒山」だった。

 メニューは垣間見えた色と形から「キイトトンボ」かと思ったのだが、アメンボを追い払ってみれば毛虫だった。近くのカサスゲにでもいたのだろうか。

 考えるまでもなく、トンボより毛虫の方が体液は多い。こんなにてんこ盛りで群がる理由が納得できた。「合コン」のような雰囲気は皆無で、文字通り「漁る」姿そのものだ。


今日のトンボ「コオニヤンマのトラブル」

2014-06-26 | 小父のお隣さん

Photo_10  複眼の位置が離れているから「コオニヤンマ」だと教えてもらった。「ヤンマ」とつくのだが「サナエトンボ科」だった。「離れている」「点で付く」「線で付く」の観察が出来れば判定も楽になるのだそうな。

 このコオニヤンマ、先日観察できた個体より腹部が太い。♀だろうと言われたがあまり飛翔したがらず、周辺の杭の上に止まるだけだ。撮影のためカメラを接近させても飛び立たない。

 尾端が曲がっており何らかのトラブルに見舞われた可能性が高いトンボと推定する。餌の確保や繁殖行動が可能なのか少々気になる個体だった。