トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

桑の除伐と萌芽更新

2014-06-15 | 今日は真面目に

Photo_4  周辺の実生山桑が大きくなって実の採集がしにくくなった。クワの実も終盤になったから、結実不十分だったり不味い実の木は除伐し、今後も採集したい木は萌芽更新の為、途中から伐採した。

 落葉樹だから、萌芽更新のための伐採は3月が適期なのだろうが、桑畑で更新のための剪定はクワの実が終わった頃と資料にあった。少年期、実家では養蚕をしていたし桑畑もあったが手入れの事など学んでいない。Photo_5

 ネットで得られる情報だけでの処理である。まあ、切断したことで枯れ死する事になるかもしれないが、全てが自然実生樹だから「次を待てばよい」とお気楽でもある。今季のクワの実は虫害と不味い実が多くジャムは断念した。こんなことは初めてであるが「意趣返し」では断じて無い。

 クワの自然樹形は広がるので場所をとる。今回、除伐や更新で切り取った周囲は日照が戻り、見た目も明るい林間になった。これだけでも実施して良かったと思う。


変態期

2014-06-15 | 小父のお隣さん

Photo_3  前日に見た終齢幼虫かどうか確認する術もないが、カサスゲにキアゲハの幼虫が体を固定して動かない。

 幼虫時代より体色が濃く鮮やかに見えたから「新種か?」と色めき立ったのだが、蛹に変態する途上の変化のようだ。

 幼虫の形は残っているが、既に動くこともしない。体を蛹の形態にまで変える様子は知る由もないけれど、周辺に大発生したヒオドシチョウの蛹のほとんどが食べつくされている現実を見たら、羽化してと思わずにはおれない。