周辺の実生山桑が大きくなって実の採集がしにくくなった。クワの実も終盤になったから、結実不十分だったり不味い実の木は除伐し、今後も採集したい木は萌芽更新の為、途中から伐採した。
落葉樹だから、萌芽更新のための伐採は3月が適期なのだろうが、桑畑で更新のための剪定はクワの実が終わった頃と資料にあった。少年期、実家では養蚕をしていたし桑畑もあったが手入れの事など学んでいない。
ネットで得られる情報だけでの処理である。まあ、切断したことで枯れ死する事になるかもしれないが、全てが自然実生樹だから「次を待てばよい」とお気楽でもある。今季のクワの実は虫害と不味い実が多くジャムは断念した。こんなことは初めてであるが「意趣返し」では断じて無い。
クワの自然樹形は広がるので場所をとる。今回、除伐や更新で切り取った周囲は日照が戻り、見た目も明るい林間になった。これだけでも実施して良かったと思う。