見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける 古今集 春上/素性
見聞きせば嫌なハラスもこきまぜて都政は不問の認識だとは
たれこめて春のゆくへも知らぬまに待ちし桜も移ろひにけり 古今集 春下/藤原因香
おののきつヤジの行方もしらぬまに待ちし風向き移ろいにけり
暮るるかとみれば明けぬる夏の夜をあかずとや鳴く山ほととぎす 古今集 夏/壬生忠岑
帰るかとみれば明けゆく梅雨の夜に飽きもせず張る山となす記者
月見れば千々に物こそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど 古今集 秋上/大江千里
ショー見れば千々に物こそ悲しけれ我が身一人のヤジにあらねば